NorrライターのHayatoです。
先日の記事でも紹介させて頂いたスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリが約2週間かけて英国プリマスから米国ニューヨークにヨットで到着しました。
彼女はインタビューのなかで
CO2排出を抑えたいのはもちろんですが、気候変動や地球温暖化の問題に対しての迅速な行動が必要であるという認識をより多くの人に呼び掛けたいと言っていました。
そして驚きなのが、
今年の5月末に発表されたスウェーデンの国鉄SJの調査によると、
調査のなかで、移動のために飛行機ではなく電車を選択したと回答した人が37%おり、昨年秋の26%という数字に比べて増えているんです。
さらに一方、スウェーデンの国内線の利用客は減っているようで、
徐々にスウェーデン人の移動方法に対する考え方が
環境問題への意識を通じて変わってきているようです。
また、「Flygskam](Flight Shame)という言葉も
SNSのバズワードとして最近出てきており、飛行機の利用を控えるべきであるというスウェーデンで広がりつつある考え方が垣間見えます。
これからの私たちの移動手段はどうなっていくのでしょうか?
国連気候サミットに向けて彼女が何を語るのか注目したいですね。
参考:mynewsdesk「Klimatoro ger kraftig förändring av svenskars resvanor」
http://www.mynewsdesk.com/se/sj/pressreleases/klimatoro-ger-kraftig-foeraendring-av-svenskars-resvanor-2881081
BBC 「Flygskam」Miriam Quick
https://www.bbc.com/worklife/article/20190718-flygskam
The local 「Flygskam: Are Swedes really going green and swapping overseas travel for ‘staycations’?」
https://www.thelocal.se/20190716/swedes-travel-overseas-package-holidays-staycation-flygskam
スウェーデンで約一年間過ごした後、’’日本にはない価値観を届けよう’’と、RenとNorrを開設。
世界最北端の都市を訪れたり、北極圏でトレッキングしたりと冒険が生き甲斐。