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もったいない!食品ロス「Nej tack」月間

いきなりですが、皆さんは「食品ロス」という言葉を知っていますか?

食品ロスとはまだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。



そんな食品ロスを減らそうと、
農林水産省は10月を「食品ロス削減月間」10月30日を「食品ロス削減の日」に制定しました。

そこで!私たちNorrも

『食品ロス「Nej tack(ネイタック)」月間』

と名付けて、北欧、特にデンマークとスウェーデンで行われている食品ロス削減の取り組みを、
4本立てでご紹介しようと思います!

「Nej tack(ネイタック)」とはスウェーデン語で「いいえ、結構です」という意味。北欧で行われている食品ロス削減の取り組みを知ってもらうことで、食品ロスへの関心が高まり、結果的に食品ロス「Nej tack!」に繋がって欲しいという願いを込めています。

*加えてNorrは『レジ袋「Nej tack」運動』にも取り組んでいます!詳しくはコチラ



〜食品ロス「Nej tack(ネイタック)」月間〜

第一弾『食品ロスを救う!北欧のアイデアアプリ「Too Good To Go」「Karma」』

第二弾『お店の余り物でケータリング!?スウェーデンのマルメで注目されている「RudeFood」』

第三弾『世界初!賞味期限切れの食品を売るコペンハーゲンのスーパーマーケットWe food』

第四弾『有効活用!スウェーデンは食品ロスをエネルギーに変えていた・・・!?』

随時更新しますのでお楽しみに!



ところで、日本の食品ロスの現状はどうなっているのでしょうか?

繰り返しになりますが、食品ロスとは「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のこと

農林水産省によると、日本では年間2,759万tが廃棄され、
そのうちこの食品ロスの量は年間643万tに上ると言います。(平成28年度推計値)
これは毎日大型トラック(10トン車)約1,700台分の食品が、まだ食べられるのに捨てられていることに・・・

また、個人レベルに換算すると、日本人の1人当たりの食品ロス量は年間約51kg

これは毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になるそうです。

世界的に見ても、日本は食品ロスの量がトップクラスに多いと言われているのです。



食品ロスが問題なワケ

まず挙げられるのはゴミ問題。廃棄された食品を処理するにはコスト面でも、環境面でも大きな負担となります。

また、食料自給率の低い日本は多くの食料を輸入に頼る一方で、その多くを食べずに捨てています。わざわざたくさんのエネルギーとコストをかけて輸入したものを捨てているとは、何ともナンセンスではないでしょうか。

ちなみに、日本の年間食品ロス量は、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当すると言います。私たちが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てる一方で、その一杯も食べることのできない人が世界にはたくさんいるという現状。

みなさんはどう思いますか?



記事を読んで「こんな取り組みがあるんだ!」という発見と共に、みなさんがいつもより「もったいない」の気持ちを持って生活するきっかけになってくれたら嬉しいです!

食品ロス「Nej tack(ネイタック)」!!!



参考文献:

農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html

政府広報オンライン
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html

消費者庁HP
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/education/

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