北欧情報メディアNorr

北欧情報メディア

デンマーク / Denmark 北欧留学大使

[北欧留学大使 #18] あさみさん:デンマーク・オールボー大学(修士課程)

POST 5

※2021年7月2日の情報です
※実際の投稿はコチラ


インターンシップについて

本日はインターンシップを探すプロセスについてお伝えします😊

私は秋学期から(正確に言うと8月から)イギリスのヨークにある建築・都市デザイン事務所で働かせてもらいます。行き先は結果的に北欧ではないのですが、デンマークや他の北欧の国にも応募して、応募の仕方などはイギリス・北欧諸国共にあまり変わらないと思ったので、共有させてもらいます🌸

本日はQ&A形式で進めます!


Q.応募するのに何が必要?
必須なのは次の3点です。
– CV(履歴書。Resumeと書かれることもあります。)
– Motivation letter(志望動機書。Cover Letterとされることもあります。先方に求められなくても添付する方が、熱意が伝わります。)
– ポートフォリオ(デザイン系の場合)
他には1度だけ大学の成績提出が求められました。英語のスコアの提出などを求められたことは一度もありませんでした🙌


Q. 応募する上で何に気を付けた?
とにかく早く応募を始めることを心がけていました。これは言語や国籍のハンデがある分、長期戦を想定していたためです。ネットでインターンシップについて調べると、母国なのに70社近く応募したアメリカ人の人がいたり、これは就職ですがとても優秀で英語堪能な日本人の方が100社以上応募したという話を聞いたりしていたので、7月末までに100社ぐらい応募できるくらいのスケジュールを考えていました。
あとは数をこなすことで視野が広がったり、志望動機書の質が上がったりするので、1週間に2-3社応募するスケジュールを心がけていました。また、誤字・脱字は何度も確認しました🔎


Q. どんなスケジュールで進めていた?
都市デザイン系の分野について、デンマークでは一般的に、3月頃から応募を始めて5月頃に決まる、という流れが主流なようです。ただこれはデンマーク国内から国内の企業に応募する場合のスケジュールで、国外の企業に応募する場合は、2月やそれ前から応募する生徒も多くいると、就職サポートの方が話していました🗓(モビリティ分野など、ポートフォリオが求められない場合は、年末からインターンの応募をしていた人もいるようです。)
私の場合は秋学期が1月下旬に終わったので、試験が終わり次第ポートフォリオを作成して、2月下旬から応募を始めました。(大学への出願時に作成したポートフォリオをベースにしたのと、プロフィールなどを冬休みに編集したことが、作業時間の短縮に繋がりました。)
結果的には、偶然にも4月下旬にインターン先を見つけることができました。応募したのは25社でした。


Q. どうやって会社を探した?
インターネットの検索エンジン(Googleなど)を使って、「(都市名) Urban Design Company」で検索をして、上から順に求人がないか見ていました🌏
ちなみにインターンシップの求人広告はほとんど見かけなかったので、「求人広告を出していないポジションでも、興味があればポートフォリオを送ってください」などと書かれている場合は全て応募していました。求人についての情報がない会社にも、インターン採用について問い合わせメールを送っていました。
最初リンクトインを使っていましたが、大企業の求人広告がほとんどだったのと、インターン生の求人広告はかなり数が限られていたため、検索エンジンを主な方法にしていました。
またデンマークの企業に対しては、電話をかけてインターン生の採用を考えているか問い合わせるのも有効なようです📞(時間の短縮にもなります。)


Q. どうやってCover Letterを書いていた?
Camblyの先生に毎回アドバイスをもらっていました。専門分野だけでなく出身国なども選べるので、応募する企業に近い国・地域の先生を選んで、英語の添削だけでなく仕事の文化的なことも教えてもらえます。面接は2回ありましたが、どちらも先生からのアドバイスが大変役に立ちました。


Q. 違う国の会社を探す上でチェックしたことは?
インターン生の労働条件が国によって違うので、それは確認しました。
例えばデンマークでは、学生は毎月国から手当をもらえるため、単位になるインターンシップは無給と法律で決まっていますが、国によってインターンは有給でないといけないところもあります。


最後に…
応募した企業・問い合わせした企業のほとんどから返信がない(あっても断りメール)という状況が続いていたので、100社以上への応募を覚悟していたものの、実際は20社くらいでかなり打ちのめされていました🤣(特に最初の10社は応募するまでにかなり時間がかかったので、ダメージが大きかったのだと思います。)その時は、「今どんなにしんどいと感じていても、もうこの時は戻ってこないんだよなぁ…」と逆にその瞬間、瞬間を噛みしめるようにしたところ、少し楽になりました。

今回の投稿が何かのヒントになれば幸いです😊
質問等ありましたら、ご連絡ください!
明日は社会人留学について考えます🍀

今週の大使:あさみ(@asami_grgr

Recommended
※当記事は、北欧情報…
Wordpress Social Share Plugin powered by Ultimatelysocial
PAGE TOP