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スウェーデン / Sweden 北欧留学大使

[北欧留学大使 #9] ともよさん:スウェーデン・ストックホルム大学(修士課程)

POST 6

※2020年10月12日の情報です
※実際の投稿はコチラ

今週の大使:ともよ

🍀修士一年目を振り返って
修士一年目を終えて、成長したなと感じることは「視点が鋭くなったこと」です。

一年前には全く考えてなかった考え方を持つようになったし、授業で批判的意見(critical thinking)を持つように訓練されているので、それが身についてきたのかなと感じます。

また、上記と少し関連していますが、アカデミックな分野で論文を書くことを通して「言葉に敏感になった」とすごく感じます。

これは語彙力が上がった綺麗な言葉を使うようになったとかそんなんではなくて、言葉の持つコンセプトに疑問を持つようになったということです。

例えば”developed countries”てどの視点から見た考え方なの?それって適切?みたいな感じです。


🍀スウェーデンで暮らすということ

“Comfortable Outsiders”
プログラムのクラスメートの1人が一年の最初の頃にプログラムの特徴をこの言葉で表していて、とても言い得て妙だったので今でもお気に入りの言葉です。

世界中から集まってきたクラスメイト。本当に多国籍メンバーでできており、それぞれがその国代表として来ているので、意見や視点が違って当たり前だし、プログラムの中ではそれぞれの意見が尊重されます。

でも「他の国からやってきた」と共通点もあるので、その点で気持ちや考えを分かち合える部分もある。そう、私のプログラム、皆がみんなoutsidersでいながらcomfortableなんです。

これはスウェーデンの日々の暮らしでも言えると思います。
多文化国家であること。英語が通じること。国際色が強いので、移民のためのシステムが整っており、移住者でも快く迎え入れてくれる雰囲気があること。ストックホルム という街自体が落ち着いた雰囲気があること。

かといって干渉しまくるわけでもなく、自分に必要なスペースは保ちながら暮らしていけます。

近すぎず、遠すぎず、心地よい距離です。

スウェーデンで暮らすということは、「自分らしくいながらも、自分がoutsiderであると感じながらも、それでも心地よく生活ができること」だと思います。

🍀スウェーデン大学院生活に持っていくべきもの

日本食は大体のものは市内で手に入るし、強いて言えばウルトラライトダウンや常備薬ぐらいなのですが、それも最悪こっちで手に入るので、あえていうならば
「自分の生活の中でモチベーションがあがるもの」
を持っていくといいと思います、自分の宝物とか。

私はスヌーピーのぬいぐるみと日本の友人や家族からの手紙を渡航する際に持っていきました笑

気持ち的なもので言えば、
「日々の小さな幸せを楽しむ気持ち」だと思います。

大学院生活は勉強がメインになるので、時間が勉強に取られがちで、旅行などで一気にストレス発散とかは頻繁にできません。

だからこそ、日々の小さな幸せを発見し、噛みしめることが、大学院生活を楽しむコツかなと思います。

また、毎日勉強勉強とやっていると突然頭のスイッチがぶっ壊れて「もう何もやる気でない」症候群に陥りかねません(論文期間は特にそう)。

なので必ずどこかでオフ時間を作るようにしましょう。例えば私が家でやっていることなら、ヨガをする、カモミールティーを寝る前に飲む、カフェに行くなどです。

2年だけと言えども長丁場なので、自分の体や気持ちがヘタってしまわないように定期的に幸せや楽しみを吸収しましょう。

色々書きましたが、今現在、大学院に行こうか悩んでいる人がいらっしゃれば、是非是非羽ばたいてみてほしいと思います。少しでもこの1週間の投稿が海外院進学を考えている皆様のお役に立ちますように…

これで私の投稿は最後になりますが、最近、私事ではありますがブログを書き始めました。
この一年で後輩からよく海外の大学院について聞かれることが増え、きっと他の人も同じようなことを思っているかもしれないと思ったので、少しでも皆さんの役に立てればと思って始めた次第です。

北欧留学だけでなく、他の国も視野に入れている人のためにも、私がどのようにして大学院に行き着いたのか、ストッホルムでの生活の様子(より実践的なこと)など、細々と挙げていこうと思っていますので、よろしければ定期的にチェックしてみてください☺️
(→ https://www.tomolog-studyabroadinfo.com/ )

↑こちらあとでまたストーリーにでもあげておきますね。

1週間ご一読いただきどうもありがとうございました。

この投稿を通して、皆さんにとって少しでもストッホルムというもの、海外大学院というものが身近な存在になっていればと思います。

ともよ

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※当記事は、北欧情報…
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