こんにちは!この度Norrのメンバーに加わりましたMioです。
いきなりですが、
私はデンマークが大好きです!!!
これからその経緯と理由について書かせて頂こうと思います。
私は日本の大学でデンマーク語を専攻しています。
「デンマーク語を専攻している」といってまず返ってくるのが
「なんでデンマーク!?」
日本でもデンマークでも必ず聞かれます。特にデンマーク人からすると
「こんな小さい国の言語を遠く離れた地の日本人が学んでいるなんて、、、」
と不思議なようです。
きっかけは高校の進路選択の時期。元々海外に興味があったので外国文化について学びたいなあと思い、
何気なく眺めていた外国語学部のパンフレット。
その時ふと目に止まったのが
『世界一幸せな国デンマーク』
(2016年時)の文字。
胸がざわざわしてすぐにパソコンで検索をかけていました。
出てきたのは『高福祉高負担』『教育費・医療費無料』
「なんなんだこの国は、、、」と衝撃を受けました。
中でも特に胸を打たれたのは
『デンマークにはテストがない』
という言葉(義務教育の低学年時点において)。
当時の私は勉強のストレスや受験のプレッシャーを強く感じていました。
課題やテストに追われる毎日、点数だけで評価されることに疑問を抱いていました。
そんな中出会った、デンマークの教育の父と呼ばれるNFS・グルントヴィ。
彼の「子供はテストで評価されるべきではない、人間性を重視するべきだ」
という人間教育の考え方に深く共感を覚えました。
そして「私の探している答えがこの国にはある!」と確信しました。
その日からデンマークへ行くのを目標に勉強し、大学に入学。
そして昨年念願のデンマークへ。
2018年9月から10ヶ月間デンマークのオーデンセという街にある南デンマーク大学に留学、
その後2ヶ月間デンマークの教育機関でボランティアをしていました。
実際にデンマークに来てみて、デンマークがもっと好きになりました。
というよりも、たくさんのことを教えてくれたことに対する感謝の気持ちが大きいです。
特に私の考え方に影響を与えてくれたのはデンマーク人の価値観。
私が思うに、デンマーク人は『個』をすごく大切にしているのでは。
教育にも、仕事にも、そして生き方にも、
全てにおいて『個』に価値を置いているように感じます。
例えば、教育においては一人ひとりの学習プランがあり、テストも他人との比較ではなく、
自分のレベルを確認するためにあります。
仕事においても、フレキシブルタイムが導入されているところが多く、
「今日は仕事を早めに切り上げて子供をお迎えに、その代わり明日朝早くに出勤」
ということが可能。
また幸せの基準にも同じことが言えると思います。
必ずしも「お金持ちや社会的地位の高い人=幸せ」とはみなされず、むしろ
「自分の好きなことをして、自分らしく生きている人」
の方が幸せだと考えられているのでは。
つまり、社会的な地位、世間、外からの視点からではなく、
『個人』という内からの視点がものさしになっているのではないかと思います。
留学に来る前の私は、いつも他人と比較しては落ち込み、劣等感を感じていました。
でも今は他人との比較ではなく「自分として」どうか?
過去の自分と比較して、至らぬ点や成長を素直に受け入れられるように、
そして何よりも「自分らしく生きよう!」と思えるようになりました。
このNorrのメンバーとしての活動も「自分らしい人生」の一歩だと思っています。
最後に、私を快く受け入れてくださったRenさん、Hayatoさん、Hirokiさん
本当にありがとうございます!
これから私らしく楽しんで、皆さんがワクワクするような記事を書いていきたいと思います!
どうぞよろしくお願いします!
Mio
2018年9月より10ヶ月間デンマークの大学に留学、その後2ヶ月のボランティアを経てデンマークがもっと大好きになりました!Norrを通じて、実際に生活して得られた気づきや学び、そして魅力をどんどん発信していきたいです!興味分野は北欧の福祉制度、教育、サステナビリティ。