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世界一まずい飴?フィンランド人の大好物サルミアッキ

「北欧の食べ物」いえば何を思い浮かべますか?スウェーデンのミートボール(実はスウェーデン発祥ではないという説もありますね)?それともシナモンロール?ノルウェーのサーモン?デンマークのチーズ?厳しい環境下での生活を強いられるからこそ食糧供給を他国に頼らざるを得ない北欧諸国。

北欧と聞いてパッと思いつく食べ物は少ないかもしれません。そんな中でも、世界的に有名な食べ物がフィンランドにあることを知っていますか?

『サルミアッキ(Salmiakki)』というお菓子です。北欧を中心に売られていて、オランダやドイツでも食べられているそう。一部地域でしか手に入らないこのサルミアッキ。何と言ってもこの特徴は真っ黒な見た目と口に入れた時に広がる独特の風味。「世界一まずい飴」としても知られていて、フィンランドに旅行した際にお土産で買って帰る人もいるのではないでしょうか?


今日はそんなサルミアッキについて見ていきましょう!

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サルミアッキってどんな食べ物なの?


有名なFazer社のサルミアッキ:Amazon.coより画像拝借


サルミアッキ(Salmiakki)とはフィンランド語の単語で、塩化アンモニウムとリコリス(甘草の一種)によるお菓子を指します。キャンディーとして売られていることが多く、北欧(特にフィンランド)のスーパーでは簡単に手に入れられます。

口に入れた時の塩化アンモニウムの風味が独特で、なかなか好きになれない人も多いそう。タイヤを食べているような味と例えられることも多いです(黒い見た目のせいかな、、?)。

上の写真は、フィンランドの大手食品メーカーFazer社のサルミアッキです。Fazer社はチョコレートで有名ですが、サルミアッキのキャンディーも同じくらい有名。サルミアッキと聞いてこのパッケージを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。




昔は薬として使われていた?


もともとサルミアッキはフィンランドの薬局で扱われていました。サルミアッキの原料である塩化アンモニウムは風邪薬としての効用があるためです。そこから子供向けにも投与できるようにリコリスと一緒に作られるようになりました。それが今となってはお菓子としていろんな用途で使われているんです。

1930年ごろには大衆化して、フィンランドに留まらず他の北欧諸国にも広がっていくまでになりました。




飴以外には何に使われているの?


リコリス(=Lakris)入りのチョコレートがアイスクリームにコーティングされているものです。


薬として使われてからキャンディーとして楽しまれるようになったサルミアッキ。今ではいろんな用途で使われています。アイスクリームのコーティング(上記写真参照)として使われることもあれば、チョコレートやグミに練り込まれることも。はたまた、サルミアッキを使った真っ黒なリキュールまであるんです!種類が豊富で、用途も幅広く、それほどフィンランドの生活に深く根付いていることがわかりますね。

ライターはスウェーデン留学中にたくさんのスウェーデン人・フィンランド人と話しましたが、事あるごとにサルミアッキを食べていたのを思い出します。



これはライターが住むノルウェーのスーパーに売っているリコリスのキャンディー(右)です。少し茶色っぽく見えますが、これは表面がコーティングされているからで、飴の中は真っ黒です。



こちらも同じくノルウェーのスーパーで売っているもので、リコリス味のトフィー(バターと砂糖を混ぜて高温で焼き上げたイギリスの飴菓子)です。真っ黒なパッケージだけでなく、お菓子そのものも真っ黒なのであまり食欲がそそられないですね。




いかがでしたか?日本でも時々取り上げられることのある『サルミアッキ』。北欧へ行かれた際には試してみる価値ありです!多くの人にとっては好きになれない味のようですが、時たま日本人でも好んで食べる人もいますよ。ぜひ一度お試しあれ!!



参考:

culture trip「Why Do Finnish People Love Salty Liquorice So Much?」

NORDIC RECIPE ARCHIVE「SALMIAKKI」

http://www.dlc.fi/~marian1/gourmet/salmiakk.htm

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