※当記事は、北欧情報メディアNorrの姉妹メディアとしてInstagramにて展開している「北欧留学大使」で実際に投稿された内容を記事化したものです。

POST 1

※2022年2月7日の情報です
※実際の投稿はコチラ

今週の大使を務めるDaiki My（@mkd_aug）です.
今日から1週間、スウェーデン・ストックホルム大学での生活をお届けします.


・メニュー・
Day1 自己紹介・コロナ事情
Day2 ストックホルム国際映画祭のボランティア
Day3 アルバイト
Day4 ストックホルムでの運転🚗
Day5 国会/裁判所の傍聴・シンクタンク訪問
Day6 大学授業・寮生活

なにか質問があれば、ストーリーの質問機能やDMでお答えします!
個人アカウント（@mkd_aug）に送ってもらっても構いません.


▼自己紹介:pic2▼
改めまして、Daiki My（@mkd_aug）です。早稲田大学 政治経済学部の2年生です。大学の交換留学制度を使って、昨年夏から約1年間、スウェーデンのストックホルム大学に留学しています。
ストックホルム大学では国際政治学を中心に、メディア論や映画学のコースを履修しています。大学近くの寮で生活しています。

▼コロナ事情▼
スウェーデン政府は今週末から、新型コロナに関するほぼ全ての規制を撤廃することを発表しています。

▽ノーマスク
昨夏に入国して以来、一度もマスクを着用していません(ヨーロッパ圏を旅行する時を除く）。街中や大学でもマスクを着用している人はほとんどおらず、逆に、マスクを着用していると周囲から注目を浴びることさえあります。ディスタンシングは推奨されていますが、パブやクラブ、大学の教室やラッシュ時のバスなどでは密になることも多いです。

▽ブースター接種:pic3-5
僕も先週、ブースター接種（ファイザー）を受けてきました。僕が利用したのはDrop inサービスで、街中のワクチンバスで簡単に接種できました。パーソナル・ナンバー（日本のマイナンバーに相当）が無くても、予約なし且つ無料で接種できるので便利です。5枚目は問診票です。

▽ワクチンパスポート導入に対する抗議デモ:pic6
スウェーデンでも他のEU諸国と同様にワクチンパスポートが導入されましたが、提示を求められることは滅多にないです。フランスやイタリアなどに旅行した時は逐一ワクチン接種歴を厳格に確認されたことを思うと、やはりスウェーデンは緩い印象です。
とはいえワクチンパスポートに対する嫌悪感を抱く人も一定数いるようで、先月はストックホルム中央駅の広場で、抗議デモが行われていました。近隣国でのデモに比べるとこじんまりとしていました。

▽ウィズコロナ? ノーコロナ?
スウェーデン国内でも、感染者数は上昇傾向にあります。スウェーデン国民の半数に当たる約500万人が既に感染歴があるという試算もあるほどです。しかし政府は、ロックダウンや経済・教育活動への規制がほとんど行わない”ウィズコロナ政策”を取っています。
僕の肌感覚では、もはやコロナなど存在しない”ノーコロナ”の世界線のようにさえ感じます。「スウェーデンの辞書にコロナという言葉はない」という冗談もよく聞きます。日本の厳重な防疫体制からは想像もつかないほど、コロナフリーな生活を送っています。

▼おまけ:pic7▼
最近は、北京オリンピックの外交ボイコットを呼びかける抗議デモも見かけます。写真に写っている旗はチベット族を表すもので、近年問題視されている中国国内での人権問題へ抗議するデモでした。