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※2020年11月15日の情報です
※実際の投稿はコチラ

Hei!😃

皆さまこんにちは！山瀬静香です😊
本日は私の最後の投稿、ノルウェーの文化について紹介したいと思います。

自然に関する投稿でも触れましたが、ノルウェー山に隔たれていたことで深く多様な文化や方言が発展したと言われています。留学中には勉学も大事ですが、その土地の文化や歴史的背景を知ることも留学の醍醐味だと思っていますので、いくつかノルウェーの文化の面白い部分をご紹介したいと思います。


【ノルウェー語】
ノルウェーの公用語にはノルウェー語とサーミ語があります。（サーミ語はほとんど北ノルウェーでしかみることができません）
また、ノルウェー語の書き言葉には二種類の書き言葉があります。Bokmål（ブークモール）という約80％のノルウェー人が使うものとNynorsk（ニーノシュク）という約20％のノルウェー人が使うものがあります。ノルウェーはデンマークやスウェーデンに長年支配されており、独立国家としては1905年からという比較的新しい国なのですが、デンマーク統治時代に書き言葉が全てデンマーク語になって元々のノルウェー語が失われてしまいました。その後、ノルウェー語を復活させようとする運動がおこり、デンマーク語ベースのノルウェー語（ブークモール）、各地の方言をベースにしたノルウェー語（ニーノシュク）の二種類が出来上がりました。どちらも公用語であり、例えば大学の試験などは、英語・ノルウェー語（二種類）から選ぶこともできます。
書き言葉は２つですが、話し言葉は無数にあります。そして、標準語とされるものはないので、例えばニュースキャスターは自分の方言で話したりしています。ノルウェー語を学ぶと多様な方言があるので、リスニングが難しく感じることもありますが、魅力的な言語だなと思います。
留学中は英語のみでも全く問題ありませんが、ノルウェー語のクラスも無料で受けることができるので、少しでもわかるとノルウェー生活はより楽しくなると思います！


【民族ダンス・民族音楽】
ノルウェーにもペアダンス文化があり、私もトロンハイムに来てから趣味としてはじめ、すっかりハマっています。学生に一番人気なのはスウィングダンスで、基礎だけでも知っておくと、パーティなどでの楽しみが倍増します。（先日紹介したNTNUIで始められます）
また、もっと伝統的な民族ダンスは様々な民族音楽のリズムに合わせて踊りの形が変わりますが、基本的な考えはスウィングダンス同様【ダンスペア同士のコミュニケーション】です。夏に民族音楽と民族ダンスの全国大会があるのですが、その際の写真を載せます。民族衣装を着て踊っている様子はとても華やかです。

ノルウェーは民族音楽も非常に豊かで、民族音楽の演奏グループもよくトロンハイムでコンサートを開きます。(ノルウェーとスウェーデンの民族音楽を演奏するグループ SVER です。最高なので聴いてみてください。トロンハイムのある県はスウェーデンと近い音楽文化があります)

私もノルウェーの民族楽器のHardingfele（ハーディングフェーレ、ハルダンゲルヴァイオリン）を演奏していますので、こちらも写真をご紹介します。(写真3枚目)
民族ダンスや民族音楽は、博物館などでも頻繁にみることができます。

【民族衣装】
ノルウェーの民族衣装はBunad（ブーナッド）と呼ばれており、地域によって様々なデザインがあります。民族衣装を見るのに最適な日は憲法記念日の5月17日です。国中でパレードなどでお祝いするのですが、街中で民族衣装をきた人々をたくさん見れます。私もノルウェー南東部のテレマルク地方の民族衣装を持っているので、こちらも写真でご紹介します。

【最後に】
私が留学準備するときにはやはり学校に関する情報が日本語でほとんどなく、学校のホームページのみを情報源として準備を進めたので、不安でした。私自身はノルウェーのことは元々知っていましたが、知らない方からすると不安倍増だと思います。Norrのようなプラットフォームで現地情報や学校の情報を共有することができて感謝していますし、とても素敵なプラットフォームだなと思います。
私のノルウェーやトロンハイムに関する投稿は以上になりますが、自分のアカウントでもノルウェー情報を発信していければと思いますので、ご興味のある方はぜひチェックしてください。
また、ノルウェーやトロンハイムに関するご質問がある方は、明日からは私のアカウント（kristina_shizuka）までDMいただければお答えできますのでお気軽にご連絡ください👍

短い間でしたがどうもありがとうございました❣️
それでは Ha det bra!🤗

■今週の大使：@kristina_shizuka