ノルウェーと聞いた時、昔はフィヨルドのイメージが強く、北欧の中でも特に自然が豊かな国の印象がありました。
日本のスーパでもノルウェー産のサーモンが多く出回っているので、生活レベルでノルウェーと日本は関係性があるようです。名前は知ってるけど、どんな国なのかはあまりわからない、そんな人も多いかもしれません。
まずはノルウェーの地理から見ていきましょう↓
かなーり細長い国ですね。
特に北に行けば行くほど、東側に伸びていきます。この地図から見ても一目瞭然、スウェーデンとフィンランドは北極海に面していないんです!
もうすこしノルウェーについて見ていきます。
正式名称:ノルウェー王国(Kingdom of Norway)
●人口:約531万人
●面積:39万㎢(日本とほぼ同じ:38万㎢)
●人口密度:13.6人/㎢(日本は348人/㎢)
●首都:オスロ
●公用語:ノルウェー語
●通貨:ノルウェー・クローネ(NOK)
人口・面積はフィンランドと似ています。
日本と比べると人口の少なさが顕著ですね。
首都オスロはノーベル平和賞の授与式が行われたりと有名ですが、他にも有名な都市は多くあります。世界文化遺産にも登録されている「第2の都市ベルゲン」、オーロラスポットで有名な「トロムソ」などなど。
北にあるイメージが強いノルウェーですが、首都オスロの緯度はどれくらいなのでしょうか?
オスロは北緯59.9度にあります。札幌が北緯43.1度なのでそれよりもかなり北にあることがわかります。
日本との時差は−8時間です(サマータイムは考慮しない)。
つまり、東京が1月1日午前8時のとき、
オスロは1月1日午前0時ということです。
ノルウェーに旅行するときは日本から直行便が出ていないため、経由していく必要があります。いくつか行き方はありますが、ここでは北欧を経由した行き方(オスロまで)を紹介します。
①スカンジナヴィア航空:
成田−(11.5時間)−コペンハーゲン−(1.5時間)−オスロ
②フィンエアー:
成田−(10.5時間)−ヘルシンキ−(1.5時間)−オスロ
中部−(10.5時間)−ヘルシンキ−(1.5時間)−オスロ
関空−(10.5時間)−ヘルシンキ−(1.5時間)−オスロ
日本からも直行便が出て、行きやすくなる日が来るといいですね!
参考:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/norway/data.html#section1
文筆家、写真家、イラストレーター。学部時代のスウェーデン留学が大きな転機となり、北欧のウェルビーイングを身体で学ぶべく、ノルウェーとデンマークの大学院に進学。専門は社会保障、社会福祉、移民学。2021年6月両国にてダブルディグリーで修士号取得後、帰国。現在は、アニメーション業界に飛び込み、ストーリーテリングの観点から社会へ働きかけるべく活動を広げている。フリーランスとしても活動している。又、北欧情報メディアNorrから派生した「北欧留学大使」を主宰し、北欧留学支援もしている。
■これまでの活動歴:「令和未来会議2020”開国論”(NHK)パネリスト出演」、「デモクラシーフェスティバル2020(北欧5カ国大使館後援)イベント主催」、その他講演多数