「あれスウェーデンのブランドだったんだ!」「あのカフェってオスロ発だったんだ!」
生活の一部として親しまれていながらも、
北欧にルーツがある事が知られていない。
北欧あるあるですよね。
そんな今回は、「この人スウェーデン人なんだ!デンマーク人なんだ!」
となるハリウッドで活躍する3人の役者さんをピックアップします!
実は最近北欧出身の役者さんがハリウッドに次々と進出しているんです!
というのも、ハリウッドの映画作家の間で北欧の映画やドラマがブームになり、
彼らが北欧の作品を見る習慣がついてきたみたいです。
「ドラゴンタトゥーの女」や「キリング」など北欧の作品が
ハリウッドでリメイクされる機会も多くなり、
それに伴って、北欧の作品で主役を張っている役者さんをハリウッドでも使おうと、
北欧出身の役者さんたちのハリウッド進出がトレンド化しているようです。
また、北欧出身の役者さんは英語が上手ですから、
キャスティングにそう困らないという理由もあると思います。
北欧の人たちの英語力について、詳しくはこちらで!
①アリシア・ヴィキャンデル
「リリーのすべて」でエディ・レッドメイン演じる主人公の妻を演じた彼女。
「エクスマキナ」でAIロボットを演じた彼女。
実はスウェーデンのヨーテボリ出身の女優さんで
ハリウッドでは演技力を評価され、
「リリーのすべて」で第88回アカデミー賞助演女優賞を
受賞しました。
他にも「コードネーム U.N.C.L.E」「ジェイソン・ボーン」
そして去年公開の「トゥームレイダー」にも出演しています。
また、2015年ルイヴィトンが選ぶミューズの一人にも選ばれ、
イギリスの人気モデルケイト・モスや映画監督ソフィア・コッポラとも肩を並べるなど、
活躍は多岐にわたります。
「リリーのすべて」の品格のある演技、
「ジェイソンボーン」でのクールなCIAエージェント、
「トゥームレイダー」でのワイルドな主人公ララ・クラフトなど
役回りが様々なだけに今やひっぱりだこな女優さんです。
また、「パリ、テキサス」などの作品で有名なヴィム・ウェンダース監督の
「世界の涯ての鼓動」という映画にも出演が決まっています。
8月公開ということで楽しみですね!
②マッツ・ミケルセン
コペンハーゲン出身の俳優さんで、
代表作には「007 カジノ・ロワイヤル」「偽りなき者」
「ハンニバル」「ドクターストレンジ」「ローグワン」などが
あり、演技力とその甘いルックスで人気の俳優さんです。
「ローグワン」の冒頭では彼の登場するシーンから始まって、
物語が進んでいきますよね!
最近では、Netflixオリジナルの「ポーラー狙われた暗殺者」で主演を務めるなど、
活躍はハリウッドにとどまりません。
また、前職はプロバレエダンサーの彼。
「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」という作品では
上で紹介したアリシアヴィキャンデルと彼のダンスを垣間見れるシーンもあります。
ちなみに、2010年には芸術への貢献が認められ、
デンマーク王室からナイトの称号が与えられるほどデンマークでは
有名で人気な俳優さんなんです!
③ドルフ・ラングレン
名前だけ聞くと誰だかさっぱりですが、
超人気作「ロッキー」シリーズでロッキーの因縁の相手ドラゴを
演じたストックホルム出身の俳優さんです。
身長198cm、体重108kgで空手家でもあり、
「人間核弾頭」という愛称が付けられているようです。
しかし、そんな彼はスウェーデン王立工科大学、
シドニー大学、ワシントン州立大学、マサチューセッツ工科大学
で数学、物理学、化学を学んだ背景があり、
英語、ドイツ語、フランス語、日本語にも堪能なようで、
人間核弾頭とでも呼べば論破されそうですね。
今年の1月に上映された「クリード 炎の宿敵」では
ロッキー演じるシルベスタースタローンと再度共演を果たし、
「ロッキー」シリーズのファンにとっては、待望の作品だったに違いありません!
ロッキーと宿敵ドラゴがそれぞれコーチとしての立場で挑む戦いを
描いたこの作品は映画好きは必見です!
今回は北欧出身のハリウッドで活躍する役者さん3人をピックアップして紹介しました。
「この人スウェーデン/デンマーク人だったんだ」ってなりましたか?
最近北欧出身の俳優さんが主演を務めている映画が多くなってきたので、
今後ますます映画で見かけることが増えるのではないでしょうか。
ほかにも紹介したい北欧出身の俳優さんがたくさんいるので、またそれは次回に!
これを機にハリウッドで活躍する北欧出身の役者さんたちに注目してみてください!
スウェーデンで約一年間過ごした後、’’日本にはない価値観を届けよう’’と、RenとNorrを開設。
世界最北端の都市を訪れたり、北極圏でトレッキングしたりと冒険が生き甲斐。