『食品ロス「Nej tack(ネイタック)」月間』第一弾!
今回はデンマークとスウェーデン発の
食品ロス削減に一役買っているアイデアアプリを2つご紹介したいと思います
*「Nej tack月間って何?」と思った方はコチラをご覧下さい
Denmark / Too Good To Go
2015年にデンマークで立ち上げられた本アプリ。
利用者が「ヒーロー」となって食品ロスを救おうというコンセプト。
具体的には、レストランやカフェから廃棄予定の食品を値下げ価格で購入することができます。
現在、イギリスやヨーロッパを中心に13ヶ国で利用されており
アプリインストール数は1630万、加盟店は2万9750店舗に上ります。
実際に使ってみた!
※2018年10月に使用した時のものです
Step1. お店選び
位置情報から近くの加盟店が表示されます。値段や提供時間を元に好きなお店を選択!
※「Magic bag」という言わば福袋のような形で提供されるため、
具体的な内容は受け取ってからのお楽しみとなります(アレルギー等は直接問い合わせ)
Step2. カードで事前支払い
Step3. 受取り
所定の時間にお店へ行きアプリの購入画面を店員さんに提示します。
私はパン屋さんで利用し、100DKK(約1600円)相当を20DKK(約400円)ほどで購入しました。
中にはパン丸々2斤にデニッシュや丸パンが4つと、かなりの量が入っていました。
物価の高いデンマークではかなりお得!!!
買い終わると画面に「どれだけの二酸化炭素を削減できたか」が表示されます。
自分がどれだけ環境に貢献できたのかが具体的に分かることで、モチベーションにも繋がります!
Sweden / Karma
スウェーデンにも同じようなサービスを提供する「Karma」というアプリがあります。
2016年に立ち上げられた本アプリ。
現在スウェーデン150の街に進出し、計2000店舗と提携を結んでいます。
また、2018年にはロンドン進出を果たし、今後はパリにも展開する予定だそう。
デンマークのToo Good To GoとスウェーデンのKarma
利用者にとっても、お店にとっても、そして環境にとっても嬉しい、
まさに一石三鳥なアプリ達なんです!
Japan / TABETE
そんなヨーロッパで主流になりつつあるこれらのアプリですが、残念ながら日本未上陸・・・
しかし!日本でも同じような取り組みをしている「TABETE」というアプリがあるんです!
現在東京を中心に全国6地点(東京・神奈川・埼玉・静岡・石川・愛知)で利用可能。
該当エリアにお住いの方はぜひチェックしてみて下さい!
日本のフードシェアリングの先駆けとなっているアプリ「TABETE」
今後の更なる拡大に期待です!詳しくはコチラ
次回は「食品ロスNej tack月間」第2弾!
『お店の余り物でケータリング!?スウェーデンのマルメで注目されている「RudeFood」』お楽しみに!
参考:
2018年9月より10ヶ月間デンマークの大学に留学、その後2ヶ月のボランティアを経てデンマークがもっと大好きになりました!Norrを通じて、実際に生活して得られた気づきや学び、そして魅力をどんどん発信していきたいです!興味分野は北欧の福祉制度、教育、サステナビリティ。