どうもこんにちは、NorrライターのRenです。久々にブログでも書いてみようと思います。
9/7(土)に僕が住んでいるスタヴァンゲルという街でLGBTパレードがありました。その時の様子を少しシェアします。
数週間前からパレードの存在はFacebookを通して知っていて、街全体としてその盛り上がりがありました。
中心部の通りを歩いていると、あのカラフルな側がちらほら。やっぱりノルウェーは性に対する寛大さがあるんだなと思いました。
そんなことを思いながらパレード当日。僕自身、パレードに参加したというよりは沿道で写真を撮っていただけなのですが、行進している人に混じっていなくても、なんだか楽しかったです。
パレード参加者はそれぞれ。年齢層も幅広かった。小さい子から年配の方までたくさんの人が行進してました。
こんな感じで列になって歩いている人たち。大学の組織もあればNGO団体もたくさん参加していました。
大きな広場が目的地のようで、そこには行進を終えた人たちで溢れかえっていました。終わったのも束の間、その広場で音楽ライブが始まりました。
一体感という結束
外からカメラを構えながら僕はこの一体感ってなんだろうって考えていました。日本のパレードでは感じたことのない、この結束。1つの目的へとみんなで向かっている。そんな姿が僕には色濃く写りました。
隣の人が誰かなんてわからないけど、同じ人としてリスペクトする。
そんな国民性に心を打たれました。誰だかわからないけど、同じ目的に向かって社会を良くしようとしていることには変わりない。1つでも確固たる共通点があれば人は繋がれる、そんなことを感じた土曜日のお昼時でした。
文筆家、写真家、イラストレーター。学部時代のスウェーデン留学が大きな転機となり、北欧のウェルビーイングを身体で学ぶべく、ノルウェーとデンマークの大学院に進学。専門は社会保障、社会福祉、移民学。2021年6月両国にてダブルディグリーで修士号取得後、帰国。現在は、アニメーション業界に飛び込み、ストーリーテリングの観点から社会へ働きかけるべく活動を広げている。フリーランスとしても活動している。又、北欧情報メディアNorrから派生した「北欧留学大使」を主宰し、北欧留学支援もしている。
■これまでの活動歴:「令和未来会議2020”開国論”(NHK)パネリスト出演」、「デモクラシーフェスティバル2020(北欧5カ国大使館後援)イベント主催」、その他講演多数