みなさん、初めまして!
Norr発起人のRenです!
この度はをNorrを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
みなさんは北欧に対してどんな印象をお持ちですか?
「おしゃれ!」
「シンプル!」
「高福祉!」
「寒い!」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。僕も最初は同じようなイメージを持っていました。
しかし、1年間のスウェーデンでの留学を通して北欧のイメージが大きく変わりました。変わったというよりも、見えていなかった北欧の良さがより鮮明に見えるようになった、と言った方が適切かもしれません。
同時に北欧での生活を通して、人生観に大きな変化をもたらしました。
幼少期から「右へ倣え」の環境で育ち、良い大学に行くために日々勉強することこそが正義だと思い込んでいました。
良い大学に進学して、大手企業に就職する。
そんな絵に描いたような人生こそが正しいと思い、そのゴールに向けて多くの肩書きと経験をひたすら掻き集めようとしている自分がいました。
そんな社会とは一転、
70〜80代くらいの老夫婦と一緒に講義を受けたり、シリア難民の方々と一緒にスウェーデン語を勉強し、大学卒業後ギャップイヤーを設けて自分と向き合う友人に出逢い、その違いに大きな衝撃を受けました。
そこには、まさに十人十色な社会が広がっていたのです。
世界幸福度ランキングを見ると毎年上位にランクインする北欧諸国。
僕自身があの時感じたことは決して自分だけに当てはまるものではないと確信しました。もっと多くの人に知られる価値がある、そう信じています。
日本と北欧は社会システムが大きく異なり、模倣しようと思っているわけではなく、むしろ模倣できないと思っています。日本と北欧を天秤にかけてどちらが良いと優劣をつけたいというわけでもありません。
しかし、
生活の工夫として、
心の調味料として、
北欧ならではの文化や考え方を生活のエッセンスとして少しでも多くの方々に届けたい、その一心で当メディアを開設するに至りました。
アカデミックな知識からマニアックなものまで、幅広く扱っていきたいと思っています。
みなさんと一緒に楽しく北欧に関する知識を深められれば幸いです。
もっともっと北欧が身近な存在になってくれたら嬉しいです。
今後ともご支援ご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い致します。
Norr執筆/編集 Ren
文筆家、写真家、イラストレーター。学部時代のスウェーデン留学が大きな転機となり、北欧のウェルビーイングを身体で学ぶべく、ノルウェーとデンマークの大学院に進学。専門は社会保障、社会福祉、移民学。2021年6月両国にてダブルディグリーで修士号取得後、帰国。現在は、アニメーション業界に飛び込み、ストーリーテリングの観点から社会へ働きかけるべく活動を広げている。フリーランスとしても活動している。又、北欧情報メディアNorrから派生した「北欧留学大使」を主宰し、北欧留学支援もしている。
■これまでの活動歴:「令和未来会議2020”開国論”(NHK)パネリスト出演」、「デモクラシーフェスティバル2020(北欧5カ国大使館後援)イベント主催」、その他講演多数