こんにちは、NorrライターのRenです。
ノルウェーの大学院に進学して、早いもので3ヶ月が経ちました。最近は専ら課題に追われる毎日です。
さてさて、今回は僕が住むノルウェーからのんびり書いていきます。昨日Facebookを見ていたら、気になる記事が飛び込んできました!
それがこれ!
This Norwegian stamp is ‘the most beautiful in the world’
「ノルウェーが世界一!?」
こっちに来てから「ノルウェー」というワードに特に敏感になりました。早速記事を読んでみることに。
記事を読んでみると、どうやら毎年世界一美しい切手が選ばれるそう。2018年分の切手としてノルウェーの作品が1位に輝きました。この賞の主催団体は、スペインの切手雑誌「El Eco」だそう。
「郵便局に行けばまだ売ってるはず!」
そう思って今日買いに行ってみることに。そして買った切手がコチラ。
雪の積もった場所でポツンと座る真っ白いフクロウ。
確かに穏やかで綺麗な一枚です。北欧のミニマルなデザイン性がここにも表れているなと感じました。よく見てみると、眠そうにしてますね。
記事によると、これまでノルウェーの切手が受賞したことはあるようなのですが、1位で受賞したのは初めてのようです。
郵便局にはこの切手の他にもあって、せっかくなので他にも2つ買ってみました。
まずはコチラ。
パッと見では何のイラストなのかわかりませんでしたが、オスロを描いているようです。左端の文字をよく読んでみると、
OSLO europeisk miljøhovestad 2019
miljø=環境
hovestad=首都
つまり、オスロは今年2019年「欧州の緑の首都」であるということです。
この「緑の首都」は大変名誉のある賞で、環境政策に熱心な都市に贈られる賞です。実はこの「緑の首都」に関する記事は以前、2021年の受賞都市としてアップしています!詳しくはリンクから飛んでくださいね!
「なぜフィンランドの小さい街がEUで最もエコな街に選ばれたのか?」
そして、もう1つの切手がコチラ。
いうまでもなく、ヴァイキング船のイラストですね。ヴァイキングといえば細長い船が有名で、このイメージが強いかもしれませんね。ノルウェーっぽさがすごく感じられたのでついでに買ってみました。
たまたま見つけた記事から昔知った知識が繋がったりするものですね。
僕たちNorrも読者の皆さんがそんな体験できるような記事を書いていきたいなと思いました。
ちなみに郵便局のお姉さんに受賞のことを聞いてみたところ、
「知らなかったわ!」
という反応でした。そこまで大きなニュースではなさそう。
参考:
THE LOCAL no「This Norwegian stamp is ‘the most beautiful in the world’」https://www.thelocal.no/20191108/this-norwegian-stamp-is-the-most-beautiful-in-the-world
文筆家、写真家、イラストレーター。学部時代のスウェーデン留学が大きな転機となり、北欧のウェルビーイングを身体で学ぶべく、ノルウェーとデンマークの大学院に進学。専門は社会保障、社会福祉、移民学。2021年6月両国にてダブルディグリーで修士号取得後、帰国。現在は、アニメーション業界に飛び込み、ストーリーテリングの観点から社会へ働きかけるべく活動を広げている。フリーランスとしても活動している。又、北欧情報メディアNorrから派生した「北欧留学大使」を主宰し、北欧留学支援もしている。
■これまでの活動歴:「令和未来会議2020”開国論”(NHK)パネリスト出演」、「デモクラシーフェスティバル2020(北欧5カ国大使館後援)イベント主催」、その他講演多数