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※2021年4月6日の情報です
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Moikka~
Ayaha (@ayaha_iiris )です!今日はヘルシンキ大学に visiting student として留学していた頃の話を書きたいと思います。
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私の在籍していた日本の大学はフィンランドの大学と提携していなかったので、visiting student として個人でアプライしました。一応応募する時に所属する学部を申請しますが、visiting student に関してはほぼ自由に授業を選択することができます(ヘルシンキ大学側の決まりで一部受講できない科目があります)。
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ヘルシンキ大学では制限はあるものの英語で開講されている授業も多くあります。授業の形式は専攻によってかなり違うと思いますが、私の場合(哲学・美学)の場合には基本的には講義形式のものが多かったですが、たまに美術館や博物館、教会に行く事がありました。私はそういったものには一度しか参加したことがありませんが、その時にはクラスメイトと先生とメトロ、バス、船を乗り継いで野外博物館に行きました。
また普段の授業でもグループワークや発表をする機会が多く、物質文化の授業の発表では、ペアを組んだ親友と服装から工夫しました。
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一通り書いては見たのですが、実は私はフィンランド語以外ほとんど授業を受講していませんでした。ヘルシンキ大学には留学生用のフィンランド語の授業があり、自分に合ったレベルの授業を受ける事ができます(レベル5以上は履修前に試験に合格する必要があります)。
当時の私は挨拶や簡単な文法しか知らず、フィンランド語力はまだまだ初級でした。それにフィンランド語の勉強をしようと思ってフィンランドに留学しに来たわけではなかったので、始めは様々な授業を履修し、フィンランド語の授業は一つしか受講していませんでしたが、その授業がとても楽しくて段々とフィンランド語にのめり込むようになりました。それでも何とか他の授業の課題もこなしてはいましたが、フィンランド語の勉強に熱中しすぎるあまり、気がついたら真夜中になっていたり、ドイツ語の作文の課題を書いていても途中でフィンランド語の文章に変わっていたりしたので(笑)、思い切ってフィンランド語の勉強に専念することにしました。
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ここまで熱中できるものに出会えたことに感謝する反面、当時の私は不安でもありました。当時は約1年間の予定でフィンランドにいたので、日本に帰国してしまえばフィンランド語を使う機会などほとんどないだろうと思っていたからです。けれどもある時、「それならこれからもフィンランドで暮らしていけばいいんだ!」とふと思いつきました。それからは「フィンランドの大学院をフィンランド語で受験する」ということを漠然と思い描くようになりました。そう思うようになってからはと楽しんでフィンランド語の勉強に専念することができました。
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