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※2021年4月8日の情報です
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Moikka~
Ayaha(@ayaha_iiris )です！
今日は大学院受験についてです。私が具体的に大学院受験のために動き出したのは visiting student が終わった後の2019年の夏です。ここから本当に紆余曲折な日々を過ごしてきたのですが、この話は明日（気が向いたら）書くとして、今日は2020年8月にフィンランド語の資格試験を受験するために再びフィンランドに渡航してからの話を書こうと思います。
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フィンランドの大学では、フィンランド語以外で教育を受けてきた場合でフィンランド語で学部や修士に出願する場合には事前にフィンランド語の能力を証明する必要があり、一番身近な方法としてyki (yleinen kielitutkinnot) で規定の成績を取るという方法があります（スウェーデン語のプログラムに応募する際も同様です）。yki はリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのモジュールから構成されており、大学に出願するには全ての項目で4（CEFL B2) を取得する必要があります（一部 5 (CEFL C1) が求められるプログラムもあります）。
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私は2019年の12月に日本に帰国した後、2020年4月に日本の大学に復学しました。そして2021年3月に日本の大学を卒業して2021年夏にフィンランドの大学院に進学したいと思っていました。しかしそのためには2020年10月と11月にykiの試験を受験しに再びフィンランドに戻る必要がありました。
そして去年はコロナの影響で2020年の8月下旬にフィンランドがその日から4日後に国境を閉めると発表をしたので、当初の予定を早めて、その4日間の間に航空券や隔離先の手配、荷物の準備などをして国境が閉まる前日にフィンランドに飛び込みました。
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慌ててフィンランドに駆け込んできたので不安でいっぱいでしたが、これは結果的には良かったです。当初より早くフィンランド入りしたことで、私はykiの対策講座を履修し、平日は毎日学校に通い、授業が終わったら図書館で自習するという生活を送るようになりました。この2回のyki受験で規定の成績を取れなかったらもう今年は大学院を受験できないということで私はとても焦っていましたが、クラスの先生やクラスメイトが「ちゃんとできてるから大丈夫だよ」といつも声をかけてくれたおかげで少しずつ自信を取り戻すことができて、本当に感謝するとともにこの学校に通えてよかったと思いました。またフィンランド人と同居しているので家でもいつもフィンランド語を使う機会に恵まれており、彼女はいつもゆったりとした姿勢で私のフィンランド語を聴いてくれました。必ず夕飯は一緒に食べて面白いテレビ番組を見て笑ったり、その日にあったことをお互いに話し合う時間を持ったりして「家族の時間」をきちんと持てたことは私にとってとても重要でした。一人だったら試験のことばかり考えて、無駄に勉強して、どんどん自信を無くして不安になっていたと思います。
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11月の試験が終わって少しして日本の学校の関係で再び帰国しました。その時の帰国は、たった3か月しかフィンランドにいられなかったのにも関わらず、とても悲しく辛いものでした。私は始めvisiting student としてフィンランドに来た時にはコミュニケーションは全て英語でした。その後少しずつフィンランド人の友達に頼んで、フィンランド語でコミュニケーションをとる練習はvisiting student時代からしていましたが、私はこれがとても緊張してしまって、ちょっとでもフィンランド語を失敗すると逃げるように英語に切り替えてしまう癖がありました。周りの人はそんな私の調子に合わせてその都度使用する言語を切り替えてくれましたが、今回ykiを受けにフィンランドに戻った時には、「絶対にフィンランド語しか使わない、英語に逃げない」と自分で決めて、実際にフィンランド語しか使わないで3か月過ごすことができたので、それが大きな自信になりました。
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その後無事に全ての項目で4を取れたので、今年大学院を受験できることになり、大学院にも合格する事ができました。まだ全てのプログラムの結果が出ていないのでドキドキですが、学部の入試が現地で筆記試験を受験する必要があるのに対して、修士の院試は学部の成績、研究計画書、論文の要約など書類で完結するので（面接があるプログラムもオンラインでOKです）、受験のために現地に行く必要はありません。出願が終わったらただ辛抱強く結果を待つのみです！
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