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※2021年7月3日の情報です
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就職後の留学について
こんにちは😊！早いもので担当の最終日となりました。本日は就職後の留学をテーマにしたいと思います。
🍀退職の不安について
社会人で留学を考えられている方で、一番大きい不安は現職を辞めることではないかなと思います。私も留学したい！という気持ちがあふれ出してから、退職を決意するまでかなりのタイムラグがありました。しかし、働いている「現在」と比較すると、留学した「未来」でこれまでのキャリアなどが失われるかもしれない、と不安になりますが、最初の生まれてきたときのことを考えると、何も持っていなかったということに気付きました。本質的に失うものが何もないのであれば、人生ゲームで憧れの職業を選ぶように、この人生でも本当に自分が行きたいように生きてもいいのではないかなと思うようになりました。
次に、実際に感じた就職後に留学することのメリットについてお伝えします。
🌸強みを持っていける
自分で認識しているものだけでなく、働いている時は気づかなかった強みに、留学後に気付くこともあるのだなと学びました。私は日本にいるときに景観のコンサルタントをさせてもらっていて、建物や屋外広告物のルールづくりに関わらせてもらっていました。色彩調査や色彩基準などはヨーロッパで一般的でないものだったので、つたない英語でも話を興味深く聞いてもらえたことがとても励みになりました。また、何気なく使っていたソフトの操作をグループの子に教えることができる、資料のポイントを抑えられるなど、仕事の中でいつの間にか培われたスキルが留学先で役に立つのだと気が付きました。
🌸実社会に基づいた課題意識を持てる
学生の時は、興味の対象がゼミの活動範囲の中に留まることが多かったのですが、働いて様々な業務や人との関わる中で、今まで興味が及ばなかったものに対する課題を見つけるなど、実社会をベースにした課題意識のアンテナを持てるようになったと思います。
そのようなアンテナがあったことで、何か学んだり気づいたりした時に、「これはこういうことで役立てられそうだな」、「こういう人に喜んでもらえそうだな」、などと実社会との繋がりを考えられるようになったことは大きいと感じています。
🌸学生という立場のありがたさを感じられる
会社員として働く場合、どうしても「組織の一人」という位置づけになるため、「組織としての意見」を求められることが多いと思います。就職するまで気づけませんでしたが、自分の意見を自由に述べて、様々な立場の人と自由に関われる学生という立場はものすごく貴重なのだと思いました。もう一度学生に戻ったことで、「本当は自分はどう思うんだろう」ということを考えて、表現できるようになったこと、そしてそれを貴重だと感じられるということから、より学生である時間を大切にしようと思えました。
🍀最後に…最善の答えはその人次第
学生の時の留学経験がないので、就職後の留学についてお伝えしましたが、留学は「学生時代にするのが良い」とも、「就職後に留学するのが良い」、とも言い切れないと思います。いつ留学するのがベストかというのは、本当に人によると思います。（ちなみに、学生時代に留学するメリットとしては、新しいものを吸収しやすい、奨学金など資金的な援助も受けやすいなどがあると思います。）
私の場合、学部時代も長期留学に憧れていたものの、学びたいことがはっきりしていなかったことと、日本でのゼミ活動が面白かったことから、留学はせずに卒業しました。
卒業時には、海外の大学院に留学するという選択肢は思いつきませんでした。専門学校の学費を返済したかったこと、英語力がそれほど高くなかったこと、とにかく一度社会に出てみたいと思っていたためです。今振り返ると、あの時留学したとしても、周りについていけなかっただろうなと思いますし、結果的に仕事である程度の経験を重ねた昨年がベストだったと思います。
なので、学生であっても、社会人であっても、自分が心から行きたいと思った時が、その人にとって一番良いタイミングだと思います！（もちろん、留学しないという選択肢がベストになることもあると思います。）
一般的な基準に縛られるのではなく、心の声を聴いて、ご自身にとってのベストを見つけられることを願っています。
6日間お付き合いくださりありがとうございました😊！
明日以降なにか質問等ある場合は、個人アカウント（@asami_grgr）の方にご連絡ください✨
最後に個人ブログを今一度ご紹介させて頂いて、終わりたいと思います。（都市デザインについて現地で考えたことを書いています。7月には面白かったモビリティの授業について、新しい記事を書こうと思っています！）
https://thinkaboutcities.com/
