スウェーデンと聞いて「物価が高い!」そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。確かにスウェーデンの税制は世界でも高いことで有名です。
その1つとして消費税がありますが、一般的に言われている税率は25%。しかし、必ずしも全てのサービス・物品に25%が課されているわけではないんです。いわゆる「軽減税率」が適応されています。
今回はそんなスウェーデンの消費税率をサクッと見ていきましょう。旅行で知っておくと便利な消費税についてまとめました。
スウェーデンの消費税
①6%
- 交通機関
- 文化的娯楽施設(コンサート・映画・オペラなど)
- 図書館・博物館・動物園
- スポーツ観戦
②12%
- 飲食料品全般
- 宿泊費
- レストラン飲食
③25%
①②以外のサービス・物品は全て25%の消費税が課されます。
例えば、、
- 多くのアルコール飲料(スピリッツ・ワイン・アルコール度数の高いビール)
- タバコ
- 医薬品
- 化粧品
一見すると高く思えるスウェーデンの消費税率も、博物館や交通機関を利用する際は6%と比較的低い税率になっています。
それぞれの税率を意識しながら旅行するのはなかなか大変ですが、少しだけ頭に入れておくと、賢くスウェーデンを満喫できるかもしれませんね。
スウェーデンの消費税についてもう少し詳しく知りたい方はコチラをどうぞ!
ノルウェーの消費税についてはコチラからどうぞ!
参考:
スウェーデン税務署HP:「The VAT Brochure(PDF)」
文筆家、写真家、イラストレーター。学部時代のスウェーデン留学が大きな転機となり、北欧のウェルビーイングを身体で学ぶべく、ノルウェーとデンマークの大学院に進学。専門は社会保障、社会福祉、移民学。2021年6月両国にてダブルディグリーで修士号取得後、帰国。現在は、アニメーション業界に飛び込み、ストーリーテリングの観点から社会へ働きかけるべく活動を広げている。フリーランスとしても活動している。又、北欧情報メディアNorrから派生した「北欧留学大使」を主宰し、北欧留学支援もしている。
■これまでの活動歴:「令和未来会議2020”開国論”(NHK)パネリスト出演」、「デモクラシーフェスティバル2020(北欧5カ国大使館後援)イベント主催」、その他講演多数