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外国語を学ぶということ。

こんにちは!Mioです

今日はブログ第3弾、テーマは「外国語を学ぶということ」


現在私の学んでいる「外国語」と言えば、英語とデンマーク語がそれに当たります。

英語は小学校高学年からかれこれ10年以上、デンマーク語は大学から始めて今年で4年目になります。


昔から私にとって英語はいわゆる得意な科目でした。(代わりに他の教科、特に算数は壊滅的でした泣)
文法はパズルみたいに思えたし、単語を覚えれば覚えるほど文章が読めるようになる感覚も不思議で、かつ面白かった!

英語を話す体験を初めてしたのは小学生の頃。通っていた英会話教室で外国人の先生がゲストで来た時のことは今でも覚えています。当時はかなりシャイな性格だったけど、思い出すのは緊張よりも楽しかったなという記憶。

そんなこんなで進路選択の際、大学の専攻もなんとなく「外国語を学びたいな」と思うように。

元々英語専攻にしようと思っていたのですが、ひょんなことからデンマークに出会い・・・昔は想像もしなかったけど、今ではデンマーク語も私の身近な「外国語」になりました。


「なんでデンマーク語!?」


これまでに100回以上は聞かれたこの質問。デンマーク語は自分を表現するツールでもあると思っているので、こう聞かれると私のことも知ってもらえるようでとても嬉しいです!


一方で、実はコンプレックスに思った時期もありました。

ある人に

「デンマーク語なんてそんなマイナーな言語学んで何になるんだ」
「将来なんの役にも立たないよ」

と言われた時、

私のこれまでも、今も、これからも、全て否定されたような気持ちになってしまったし、一緒に学んでいる友達も先生のことも傷つけられたように思いました。

「そんなことない!」そう思いながらも、当時は心のどこかでずっと気にしていました。


でも実際にデンマークへ留学に行って、あの時の選択は間違っていなかったなと確信しました。

あの時デンマーク語を選んでいなかったら、そもそもデンマークにも来ていなかった。デンマークの文化も、デンマーク人の価値観も知らず、今の私はいなかったんだ。

そう思うとあの時の選択がどれだけ尊いかということに気づかされました。

留学生活のおかげで、デンマーク語を学ぶことを通じてそれ以上のものを得られていると、身を以て実感することができました。


先日、大学の授業でデンマーク人の先生が

「デンマーク語だけを学ぶことだけが目的ではない。デンマーク語を学ぶことで、デンマーク、そして他のヨーロッパの価値観に触れたり、文化を理解する’きっかけ’になってほしい。」

とおっしゃいました。

それを聞いた時、「外国語を学ぶ」とは単にその言語を学ぶことだけではなくて
「その国の文化や価値観までもを学ぶという行為」なんだと

改めて自分の中で「ストン」と入ってくる感覚がありました。


私の場合は英語とデンマーク語だけど、ドイツ語でもフランス語でも、言語はなんでも良くて。

その「言語を学ぶ」という行為を通じて、その国に興味を持って、文化や価値観を知ること。
もっと言えば、今度は自国の文化や価値観を顧みること。

「言語を学ぶ」って一見地味に見えるかもしれないけど、
その人の価値観や人生にまでも影響を与えるような!無限の可能性に満ちた分野なんじゃないかなと思います。


最後まで読んでくれてありがとうございます!それではVi ses(デンマーク語でまたね)


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