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【第2章】コミュニケーションにみる『タテ』と『ヨコ』

社会という枠組みの中で生きていく以上、必ず他者との関わり合いが不可欠である。自分の考えや感情を他者へ伝え、理解してもらうという営みが、いわゆるコミュニケーションと呼ばれる行為だ。これは生来絶えず繰り返しやってきたことで、コミュニケーション能力とまで言われるくらいに重要視されているものである。

書店へ行けば、コミュニケーションに関する書籍が山積みになっているのを目にするだろう。他者との関わり合いの中で、必要不可欠であるコミュニケーションに関して悩む人も多いのではないだろうか。大学の講義でもコミュニケーション論として成立しているくらいだ。

第2章では、そんなコミュニケーションについて、日本と北欧にそれぞれみられるタテとヨコにスポットライトを当てる。コミュニケーションという行為、その能力は極めて主観的で、ある種の固定化された数値で表すことは容易ではない。

「Aさんとは気兼ねなく話せるんだけど、Bさんとはなかなか打ち解けられないんだよね」

そんなことを経験したことのある人は少なくないはずだ。

 

この章で明らかにしたいのは、どのようにしたらコミュニケーションを円滑にできるか、という方法論ではない。あくまでも日本と北欧にみるコミュニケーションの手段の違いについてである。かもすると、筆者が考える北欧でのヨコのコミュニケーションにその答えが隠れているのかもしれない。そんなことにも注目していただけたら幸いだ。

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日本にみるタテなコミュニケーション


 

新卒社員が抱えるコミュニケーションの壁


 

まずは、日本人のコミュニケーションに関する調査をみていきたい。ここでは、株式会社ジャストシステムが2019年4月に行った調査結果を取り上げる。以下は、新卒社員865人に対して行った調査のうち、「職場で戸惑っていること困っていること」に関する項目での回答数(743人)をグラフにしたものである。

 

上記サイトを元に筆者作成
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このグラフから、少なからず3割近くの新卒社員は「コミュニケーション」において苦手意識を感じていると考えられる。それまでの環境とは一変して、対人関係も大きく変わるので妥当な結果だと受け取れるだろう。加えて、男女別にみると、特に女性社員でコミュニケーションへの回答が目立ったようだ。一番多かった項目は男女とも、「覚える内容の多さ(それぞれ37.1%、36.6%)」であったが、女性社員に関してはそれに続いて「上司とのコミュニケーション(33.7%)」「先輩とのコミュニケーション(30.2%)」となった。

尚、この調査は2019年4月22日〜4月26日に行われたものであるから、上司や先輩社員との関係構築、信頼醸成に至っていない可能性があることを補足しておく。

又、会社員に留まらず、日本人全般としてコミュニケーションに苦手意識があることが他の調査から明らかになっている。株式会社JTBコミュニケーションデザインが2017年に2060人を対象に行った調査では、58%の人がコミュニケーションに苦手意識を感じているという結果が出た(この調査で対象となっているのは、全国の大学生、会社員、主婦、リタイア層である)。

国別のコミュニケーションを比較できる訳ではないが、日本にはコミュニケーションに対して苦手意識が多い傾向にあると筆者は考える。

これについては、歴史的な身分制や敬語などにみられる思想の名残がその要因だろう。次の節では具体的にどんなコミュニケーション手段にタテがみられるのかを考えていく。

 

飲みニケーションという造語


 

日本でみられるコミュニケーションの手段としてあげられるのが、「お酒」を介したものではないだろうか?社内での飲み会や、大学での部活動やサークル内での飲み会などが良い例だ。この「飲み会」とそこでの「コミュニケーション」を文字って、「飲みニケーション」というなんとも秀逸な造語が普く広がっている。

飲みニケーションという言葉の定義はないにしろ、エン転職HPにて記載されている飲みニケーションの説明文をここに記しておく。

日本では、仕事を終えて飲みながらコミュニケーションを図る「飲みニケーション」がよく行なわれています。そう。上司からの「今日一杯どう?」のことです。あくまでも上司・先輩を含めた仕事仲間との時間だということですね。

エン転職「飲みニケーションって何?」

これに沿って言えば、飲みニケーションとは業務後のタテの時間ということになる。

コミュニケーションの手段として「お酒」を介することは、国外をみても至極普通のことである。しかし、日本ならではの飲みニケーションがあり、そしてそこにタテな関係性があるのではないか、というのがここで取り上げたいところである。

 

若手社員は飲みニケーションに積極的!?


 

飲みニケーションの実態に迫るべく、バカルディ ジャパン株式会社が行った調査をみていく。下図は、2019年に行われたもので「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」から飲みニケーションに関係する項目を抜粋したものである。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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これは、調査対象者1000人全体での割合を表している。ここからわかるのは、飲みニケーションの有用性を支持している人は全体の4割近くになるということだ。ネガティブに感じている人は2割にも満たない。時として、古き慣習として引き合いに出されることの多い飲みニケーションであるが、これが近年の実態のようだ。

続けて、年代別ではどうなのかをみていく。下図は、調査元が提供しているデータをそのまま引用したものである。

 

バカルディ ジャパン株式会社
「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」より引用


 

このグラフから一目瞭然であるが、若者は他の年齢層と比較して、飲みニケーションの有用性を支持しているがわかる。20代に限っては、過半数がポジティブに捉えていることがわかる。

一見すると、若者は社内飲み会に辟易しているように言われることもあるが、実際にはそうでもないようだ。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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20代の飲みにいく回数の多さが際立つ。このデータだけをみると、若手だから上司からの誘いを断りづらいとも推測できる。もちろん、そう感じる人も一定数いるように思うが、先ほど確認した年代別のデータと合わせて考えると一概に言えない。つまり、飲みニケーションに積極的な傾向にある若年層の飲みにいく回数が増えるのは自発的なものであるとも言える。

どの年代においても、同僚と飲みにいく回数が一番多い。これについては自明ではあるが、やはり近い距離でコミュニケーションを取れることに心地よさを感じるのだろう。

続いて、同調査における飲みニケーションに対する具体的な声を確認したい。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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上記サイトを参考に筆者作成
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上記サイトを参考に筆者作成
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誰と飲みにいくにせよ、メリットとして上がっているものに「距離が近くなる/仲良くなれる」があることから、本来の「飲みニケーション」として機能していることがわかる。世代が離れているからこそ、「仕事上でのアドバイスが聞ける」や「若い世代の本音や価値観がわかる」などのメリットが上がった。しかしその反面、世代というタテの関係が裏目に出て、「説教される」「他人の悪口を聞かされる」「時間的な拘束」などのデメリットも上がった。

飲みニケーションに対する意見は他の調査でも上がっている。株式会社マイナビ(2018年寄稿)が独自に行った調査では、「気を遣う」「仕事以外で職場の人と関わりたくない」といった声が大きかった。

又、20〜30代に対して、「職場で飲み会に誘われたとき、行きたいかどうか?」といった質問に対し、「行きたい」が若干上回ったものの、約半数が「行きたくない」と回答した。40〜50代に対する同様の質問に対して、若者世代のように「行きたい」と「行きたくない」に大きな差はみられなかった。

年代問わず、「飲みニケーション」に対する違和感を感じる人は一定数いるようだ。アルコールを飲まない人も少なくはない昨今、ハラスメントという観点からみても、飲みの席でのコミュニケーションは多様化するだろう(先ほど確認したバカルディ ジャパン社の調査対象者は、アルコールを飲む人に限られていたという点を忘れないでおきたい)。

 

これまでの複数の調査結果からみてきたように、日本のコミュニケーションの手段として「飲みの席」が多用されることがわかるだろう。そして、そこには同僚などのヨコとのコミュニケーションのみならず、上司や部下とのタテのコミュニケーションにも多く利用されていることがわかる。

 


タバコミュニケーションという造語


 

続いてみていくのが、タバコに関するコミュニケーションである。巷では「タバコミュニケーション」と呼ばれるコミュニケーション手段だが、主に社内での上司・部下間が引き合いに出されることが多いようだ。言うまでもなく、「たばこ」と「コミュニケーション」を文字って、「タバコミュニケーション」という造語が使われている。

まず、近年の日本の喫煙者事情について統計データを元にみていきたい。以下は、日本たばこ産業株式会社(JT)が2018年に行った全国調査とそれまでの推移である。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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このグラフから一目瞭然であるが、男性の禁煙率が3割前後で推移している。一方で、女性は1割に満たない割合で喫煙者がいるようだ。いずれにせよ、喫煙者は年々減少傾向にあり、全体としては2割を下回るくらいであることがわかる。

タバコミュニケーションは、原則として喫煙者間でのコミュニケーションであり、日本人の中でも限られた人でしかされていないことをあらかじめ頭にいれておきたい。

 


コミュニケーションのためにタバコを吸う?


 

喫煙者が吸う理由は様々であるだろうが、その中に「コミュニケーションのため」という動機はあるのだろうか?株式会社クロス・マーケティングが2018年に行った調査をみていく。以下のグラフは一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に在住の20〜69歳の男女2000人を対象に行った調査である。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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「気分転換」や「リラックス」のために喫煙している人がいるのは容易に想像できるのだが、「喫煙者同士のコミュニケーション」のために喫煙すると回答した人が14.7%いるというのには驚きだ。複数回答での結果であるとはいえ、コミュニケーションが動機になっている人が一定数いるというのが日本の喫煙事情のようだ。

 


タバコミュニケーションの機能性


 

日本人のおよそ20%が喫煙者であり、そのうちの15%程度がコミュニケーションのために喫煙していると言うことがわかったところで、そのタバコミュニケーションがいかにして対人関係、ひいてはタテの関係性構築を促しているのかについて見ていく。

株式会社マイナビが読者500名(2015年実施)に対して独自に行ったアンケート調査によると、回答者の過半数がタバコミュニケーションの存在を認知しているようだ。

少なからずメリットはあり、自明ではあるが喫煙室という閉鎖空間にて人間関係が構築されて仕事が円滑に進むことも少なくないようだ。調査の中では実際にこんなポジティブな回答が得られたよう(以下、マイナビHPより抜粋・引用)。

  • 「喫煙者同士は仕事以外の話で仲良くなれる」(32歳男性/電機/技術職)
  • 「喫煙室での会話や情報共有がもとに仕事が進んでいる」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)
  • 「気難しい上司と仲良くなれて仕事が円滑に進んだ」(26歳男性/農林・水産/技術職)
  • 「他部署の人と仲良くなれる」(30歳女性/生保・損保/事務系専門職)
  • 「上司との話し合いで取引に役立つ情報が得られた」(28歳男性/運輸・倉庫/技術職)

タバコミュニケーションによって上司部下の関係性が円滑になるという声はあるようだ。同時に、タテの関係だけでなく、部署の垣根を超えたコミュニケーションの場にもなっているとも読み取れる。

大まかに、タバコミュニケーションは「関係構築」「情報交換」の場として機能している。一方で、非喫煙者からは「吸う人だけで社内人事情報が広がって腹が立ったことがある」「喫煙者だけ休憩が多い」「いつも”タバコミュニケーション”をするのは課長と主査。長時間離席しているので承認作業が進まないことも多く困りますね」などの批判的な意見や、喫煙者・非喫煙者間でのやり取りがかえって上手くいかないこともあるとの意見も見受けられた。

同じような調査が転職サービスDODAでも行われた(2010年実施)。こちらの調査結果からはこんな声が上がっている。

  • 喫煙所は重要な会議場所になっている
  • 喫煙所で別の部署の人や役員などと知り合え、人脈が広がると思う
  • 上司が非喫煙者の場合、あまり良いイメージを持たれない
  • 非喫煙者は喫煙者グループに入りづらい

ここでも様々な声が見られた。役員や上司などが必ずしも喫煙者ではないにしろ、「たばこ」を介してこそ出来るコミュニケーションがあるのは確かなようである。その点、非喫煙者はそういった媒介がないとなかなか繋がることができないということも想起できる。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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上記のグラフからわかることは、タバコミュニケーションが人間関係にプラスに働いていると感じる人が54%いるということだ。少なからず過半数(57%)が何かしらのメリットを感じていることも興味深い。

 

これまでみてきたように、タバコミュニケーションという意思疎通手段は限定されたコミュニティー間ではあるが、確実に存在するようだ。「たばこ」という共通項、喫煙所という閉鎖空間だからこそ生まれるコミュニケーションの存在も疑いようがない。

それ自体が必ずしもタテの関係性を生んでいるとは言えないが、現に普段はなかなか打ち解けられない役員・上司と繋がるきっかけとなっている人が一定数いるようなので、これは1つ日本社会の「コミュニケーション」にみるタテな文化だと言えそうだ。

 


休日返上でのゴルフというスポーツ


 

最後に、ゴルフにみるタテなコミュニケーションについてみていく。ゴルフと聞くとどんなイメージを想起するだろうか?ゴルフ経験のない筆者からすると、「大人のスポーツ」「仕事の延長線上での付き合い」といったイメージが先行する。

事実、同じようなイメージを持つ人は割合多いことがデータからわかる。2019年にCCCマーケティング株式会社が全国の20〜79歳の男女2024人を対象に行った調査結果を参考にする。この調査の被験者のうち、ゴルフ経験者・未経験者はそれぞれ1005人と1019人とほぼ同値である。

「ゴルフに対するイメージ」に関する項目では男女別で大きな違いが見られた。20〜30代および40〜50代の男性において「会社の付き合い」と答えた人は、それぞれ58%、53%である。60〜70歳の年長者男性になると同項目は17%に過ぎず、「健康に良い」が83%で一番高かった。

一方で、女性はどの年代においても「健康に良い」が一番高い割合であった。

これはあくまでもイメージなので、実際にゴルフを始めた人がどんな理由で始めたのかを次節でみていく。

 


付き合いでのゴルフには飽き飽き?


 

2013年に株式会社リクルートライフスタイルが全国の20〜69歳の男女25000人に行った調査をみていく。以下は、ラウンド経験者が答えたゴルフを始めたきっかけである。


 

上記サイトを参考に筆者作成
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このグラフをみると、若年層の方が始めたきっかけとして「家族・友人」などのヨコの関係が関わっていることがわかる。年齢層が高くなるにつれて、仕事絡みでゴルフを始めたようだ。一方で、緑の「自主的に行った」という項目については、その年齢層においても10%前後に留まっている。株式会社リクルートライフスタイルの考察として、「ゴルフは誰かを誘い、誘われる始めて経験に至るスポーツ」だと述べている。

一方で、今回の全体の命題となっているコミュニケーションにおける「タテの文化」についてはどうであろうか。仕事関係とひとえに言っても、上司、同僚、部下、取引先など様々である。以下のグラフは、年代別の仕事関係でゴルフを始めた人を細分化したものである。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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このグラフからわかるのは、20代つまり現在の若者の方が上司に誘われてゴルフを始める人が多いということだ。60代を見ると、緑の割合が他の年代と比べて大きいことから、かつては取引先などの仕事関係者との関係性構築のためにゴルフを始めた人が多かったと推測できる。それが現在に近づくにつれ、「上司から誘われた」という割合が高くなっている。

全体の分類で見ると、若年層は「家族・友人」が始めるきっかけとなっている人が多いことがわかるが、細分化してみると「仕事関係」においては上司に誘われたことが大きな動機となっている。断定はできないが、1つの傾向として仕事付き合いというよりはタテの関係のためにゴルフを始める人が増えてきていることがわかる。

これについて、同調査からもう1つ興味深い結果が出ている。ゴルフ未経験の20代でかつゴルフへの意向を示す人に限った質問、「あなたは、誰から誘われたらゴルフを始めたいと思いますか。」に対して以下のような結果が出ている。

 

上記サイトを参考に筆者作成
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圧倒的に「友達」の割合が高いことが一目瞭然だろう。先ほど確認した、20代(就業者)の仕事関係の内訳と比較すると、理想と現実には大きなギャップが見受けられる。つまり、理想としては「友達」と行きたいはずのゴルフであるが、実際には「仕事関係」、特に「勤務先の上司」に誘われて始める人が多いようだ。

 

以上見てきたように、休日のゴルフにもある種のタテ社会を加速させるコミュニケーションのあり方が存在しているように思う。これはもともと存在する上司部下の関係性があってこそのタテなコミュニケーションであるから、ゴルフ自体にタテ社会を生み出す要因があるとは考えにくいが、前述の通り、促進する要素としてみることができるだろう。

 

これまで見てきた、「飲みニケーション」「タバコミュニケーション」「ゴルフ」は典型的な日本のタテなコミュニケーションのあり方であると言えそうだ。少なくとも筆者のこれまでの経験則でいうと、こうしたタテのコミュニケーションは北欧にはあまり見ない。

これらを悪しき慣習として批難するのは妥当だとは思えないが、自身の意思に背いてコミュニケーションをしているのであればこれは息継ぎのしにくい日本のタテ思想と言えるだろう。タテの関係性にとらわれない代替案として、フラットなコミュニケーションの方法論を取り入れるべきなのかもしれない。そんな水平的な意思疎通手段について、次節で北欧から習ってみよう。

 




北欧にみるヨコなコミュニケーション


 

なぜ北欧でコーヒーが飲まれるのか?


 

北欧ではヨコなコミュニケーションの手段としてしばしば「コーヒー」が引き合いに出されるように思う。かつてのスウェーデンへの留学、それから現在のノルウェーでの生活を通して、筆者はコーヒーと北欧のヨコ社会の関係性の強さを感じてきた。

そもそも、北欧でどれだけコーヒーが飲まれているかをご存知だろうか?まずは、国別にみる一人当たりのコーヒー摂取量から北欧のコーヒー事情について確認したい。


 

上記サイトを参考に筆者作成
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このランキングから見てわかるように、北欧諸国がトップ4カ国を独占しており、スウェーデンが少し遅れて6位に位置している。このランキングではトップ25位までが掲載されているが、日本はいずれにもランクインしていなかった。

フィンランドが2位のノルウェーと大きく差をつけて、1人当たりの年間12kgものコーヒーを消費している。これだけ聞くとピンとこないかもしれないが、フィンランド人の中には1日に5~6杯飲む人も少なくはない。朝の寝起き覚ましとしてコーヒーをグビっと飲むのが一般的である日本において、この5~6杯というのは驚きではないだろうか?

筆者もスウェーデン留学やノルウェーの大学院での生活を通して、どれほどコーヒーが重要な存在であるかを感じてきた。嗜好品と分類されることが一般的であるコーヒーも、北欧においては「生活必需品」とでも言えるくらいに不可欠な飲料なのである。

こんなにも飲まれるのにはマジックなどはなくしっかりとした種明かしができる。これが今回のトピックであるコミュニケーションと深く関わっているのだが、他にも考えられることもある。

コーヒーの生豆は淡緑色をしているだが、これを焙煎して一般的に知られる茶色い色味になる。この焙煎の過程で、北欧でよく飲まれる焙煎の方法がある。それがいわゆる浅煎りであり、この北欧風の焙煎方法を「ノルディックロースト」として呼ぶこともある。

浅煎りがゆえに、苦味が少なく酸味の強いスッキリした味わいを引き出すことができる。つまり、この飲みやすさが消費量の増加に繋がっていると考えられるのである。但し、これはあくまでも一例であり、そもそもこの浅煎りが主流とも言い切れない。ずっしりとした苦味のあるコーヒーを提供するコーヒースタンドも数多くあるため、これが大きな要因ではないはずだ。

念の為ではあるが、北欧の寒い気候とコーヒーが結びつくのは言うまでもない。

次節以降で示すものを大きな要因として捉えた方が妥当であろう。

 

北欧のコーヒー文化を再現する東京・秋葉原に構えるKIELO COFFEE。コーヒーを思わせない色味とスッキリとした味わいをぜひご賞味いただきたい。

 


北欧のコーヒー文化の代名詞「フィーカ」


 

北欧のコーヒー文化と聞いてまず思い出すのが「フィーカ(fika)」である。フィーカはスウェーデン語であり、他言語に翻訳できない単語として知られている。言語というものは、その国の文化と深い根っこで繋がっているものであるから、これはフィーカがスウェーデン文化であることを物語っているだろう。つまり、翻訳不可能であるところにその国独自の文化が凝縮されていると考えるのである。

これは、日本語で言う「侘び寂び」や「木漏れ日」といった日本独自の感覚に極めて近い。デンマークの「ヒュゲ(hygge)」も同じく類する。

翻訳が不可能といっても、ここではフィーカについて説明する必要がある。しばしば「アフタヌーンティー」や「お茶」と同義の慣習として理解されることが多い。もちろんこれは解釈の問題であるが、筆者が翻訳するのであれば、「コーヒーとお菓子を囲って会話を楽しむ」こと、となる。人によって定義は曖昧であるが、スウェーデンが世界に誇るグローバル企業IKEAのHPではこう説明されている。

Called a ‘coffee and cake break’, fika is a short time-out to take mid-morning or afternoon on your own, with friends or workmates.

IKEA HPより

大まかなニュアンスはここでわかっていただけたかと思う。スウェーデンではこうして、1日に数回コーヒーとお菓子を片手に、1人リラックスしたり、友人や社内の仲間たちと会話を楽しんだりするのが日常なのである。ここではあえて「社内の仲間たち」と表現したのだが、基本的にフラットな職場環境であるスウェーデンにおいて上司や部下といった単語は不相応であるように思う。

年齢やバックグラウンドに関わらず、フラットな関係性で気さくに話たりその時間を楽しむのがフィーカの本質であると筆者は考える。

すでにお分かりいただけたかと思うが、このフィーカという時間がスウェーデンにおいて「ヨコな風土」を作り出すコミュニケーションツールとして機能しているのである。

 


コーヒーがスウェーデンで一般化するまで


 

今となっては生活の必需品といっても過言でないくらいに一般化したコーヒーであるが、どのような経緯で今に至ったのだろうか?

時は遡って、1670年代半ば。この時期にコーヒーがスウェーデンに伝来したようだ。大衆の間でその人気を博すまでに実に100年超を要した。1746年、当時の国王であったグスタフ3世はコーヒーに高い税率を課した。そしてその10年後にはコーヒーの流通の禁止をしている、が、実際には地方にて密かに楽しまれていたようだ。グスタフ3世はなぜコーヒーを禁止したのか?その答えは、皮肉にも現在のようなフィーカの形にある。

ロンドンなどではコーヒーハウスが大人の社交場として機能していた。同じようなことが起きているスウェーデンにおいて、グスタフ3世は自身の目の行き届かないところで人々が会話を楽しみ、ゆくゆくは王政に矛を突きつけらるのではないかと危惧したのであろう。

グスタフ3世はコーヒーを禁止するために、「コーヒーは健康被害をもたらす」という謳い文句を使った。当時、終身刑が言い渡されていた双子に対して、こんなことを提案している。

刑務所で最期を迎えることを免れることと引き換えに、コーヒーの健康被害の実験に被験者として参加するよう命じた。一方には毎日紅茶を飲むよう言い、もう一方は毎日コーヒーを飲むよう言い渡した。しかしながら、この実験の結果が出る前に、グスタフ3世は暗殺されてしまう。そして、これもまたアイロニーなのであるが、紅茶を飲み続けた方よりもコーヒーを飲み続けた方が長く生き永らえたのである。

これを受けて、規制緩和されて1820年に禁止が撤廃された。

※補足であるが、”fika”はもともとコーヒーの俗語である”kaffi”に由来し、その音節をひっくり返して”fika”が生まれた。

 

フィーカのお供「kanelbulle(シナモンロール)」写真は東京・豪徳寺に構えるFIKAFABRIKENより。

 


フィンランドではコーヒーブレイクが労働規約に!?


 

スウェーデンのフィーカについて確認したが、同じような文化がお隣の国フィンランドにもある。もちろん、前述の通り、1人当たりのコーヒー消費量を見ていただけると容易に想像できるのだが、ノルウェー、アイスランド、デンマークにおいてもフィーカのような習慣がある。

フィンランドではこのフィーカにあたるコーヒーブレイクを「カハヴィタウコ(kahvitauko)」と呼ぶ。「カハヴィ(kahvi)」はコーヒーを意味し、「タウコ(tauko)」は時間を意味するので、つまるところ「コーヒー時間」となる。

フィンランドが1人当たりのコーヒー消費量世界第1位であることは確認したが、なぜフィンランドが北欧の中でも群を抜いてコーヒー愛好家が多いのかは、労働規約を見ればわかる。

PAMというフィンランドの労働組合のHPには以下のように記載されている。

 

【コーヒーブレイク(商業部門の場合)】

  • 労働時間が4時間以下の場合:なし
  • 労働時間が4〜6時間の場合:1回
  • 労働時間が6時間以上の場合:2回

※尚、「2度のコーヒーブレイクが業務の妨げになる場合には、1回の長めのコーヒーブレイクに代替しても良い」とある。

 

つまるところ、フィンランドでは恣意的であれコーヒーブレイクを取ることが労働規約に明記されているのである。これは世界でも稀有なルールで、唯一とも言われている。カハヴィタウコについては、関連記事「フィンランドのコーヒータイム『カハヴィタウコ』」も合わせて参照していただきたい。

 


なぜコーヒーブレイクを大切にするのか?


 

知人間でのコミュニケーションとして毎日のように楽しまれるコーヒータイム。スウェーデンでも多くの企業で、1日に2回(午前と午後)フィーカの時間が取られているようだ。筆者には、Klarna(スウェーデン発のデジタルバンクでオンライン決済で事業展開している企業)に勤務するギリシャ人女性がいるのだが、フィーカについてこんなことを言っていた。

「会社やプロジェクトごとに多少違いはあると思うけど、私のチームでは1日1回はフィーカの時間があって、週1回はきちんとオーガナイズされたものがあるわ。」

コミュニケーションやリラックスする時間として大切にされているのだが、実際にどれほど機能しているのだろうか?

フィーカやカハヴィタウコに代表されるコーヒーブレイクは「休息」であるがために、それがいかにしてプラスに働いているのかを見ていく必要がある。

事実、スウェーデンにおいて、労働時間内でのミーティングで新しいアイデアが生まれた割合は9%にしか過ぎないという調査結果もある。多くはフィーカなどのリラックスしている時に浮かぶようだ。これについて、確証はないしにろリラックスしている時に新しいアイデアを思いついたりした経験のある人は多いのではないだろうか?

このフィーカの効用についてルンド大学(スウェーデン)のトルボーン教授(Margareta Troein Töllborn)は、自身の研究結果より「フィーカは人々の福祉を向上させる効果がある」と主張している。

このフィーカに倣って、アメリカで行われた実験がある。情報工学者であり教授でもあるペントランド氏(Alex Pentland)は、フィーカと同じようにある職場で一同にコーヒーブレイクを取り入れるよう助言すると、その職場では生産性が向上し、さらに職員の満足度も10%ほど上がったというのだ。彼はこれについて、「チーム間でのコミュニケーションが円滑に行われ、仕事に関する内容だけでなくフラットに意見を交わせたことで生産性が上がった」と述べている。

 

ノルウェーにみるコーヒータイム(筆者撮影)

 

フィーカのような休息に関連して、長時間のランチ休憩がどのように労働者の生産性に影響しているのかを調べた研究がある。Tork(Essity社)が北アメリカにて行った調査結果について、Forbes誌はこのように考察している。

「日常的に昼食の休憩を取る労働者の81%が積極的に勤務先に貢献しようと働いており、ほとんどが仕事の満足度が高く、長期にわたる同社での勤務に肯定的であり、雇用主への信頼を置いている」

つまり、ここで言いたいのは休息がどれほど生産性とコミュニケーションにおいてプラスに働いているかということであり、加えてこれは北欧のみならず普遍的であり得るということだ。

労働生産性ということに関しては、公益財団法人日本生産性本部が発表している「労働生産性の国際比較(2019年)」にも相関性が見られる。この調査結果によると、北欧諸国の順位(36カ国中)はそれぞれ

  • ノルウェー(3位)
  • デンマーク(5位)
  • スウェーデン(12位)
  • アイスランド(13位)
  • フィンランド(14位)

であった。日本は21位とOECD諸国の平均値を大きく下回っている。

以上のような調査結果からわかるように、コーヒーに見るようなコミュニケーションとしての休息と労働生産性、仕事の満足度には大きな相関性があると言っても良さそうだ。

 

これまで北欧のコーヒー文化について見てきた。職場のポジションに関わらずフラットな関係でいられるのに、コーヒーが一役買っているのだろう。ホフステードによる権力格差指標(PDI)を見ても明らかなように、北欧の職場においてタテの壁は限りなく薄い。そうした企業風土の上にコーヒーがヨコの関係性を確かなものにしているのだろう。

 


サウナというフィンランド語


 

温泉文化が根強い日本においては「サウナ」は比較的身近な存在である。家庭にないにしても、地元の銭湯に行けば多くの場合サウナ室がある。温泉もまた然り。高温多湿の密閉空間で汗を流し、水風呂や外気浴を楽しむために足繁く通う人も少なくないだろう。

近年日本においてもサウナブームが再来し、「サ道」などの用語を聞くことも増えた。サウナ愛好家の中では、存分にサウナを楽しみ、その後のなんとも形容しがたい爽快な時間を「ととのう」と言う。いかにも日本的な言い回しに思える。

かく言う筆者も、スウェーデン留学時には当時住んでいた寮に併設されているサウナ室に友人とよく通っていた。サウナ後、スウェーデンの冷たい夜風に当たりながらビールを片手に世間話をしたのも懐かしい。なんとも至福なひとときであった。

そんなサウナであるが、これがフィンランド語であることをご存知だろうか。世界的に見てもマイナー言語に分類されるフィンランド語にもワールドワイドに認知されている単語があるのである。

サウナ自体はフィンランド語であるが、その入浴法はフィンランド固有のものではなく古くから各所にて楽しまれていたようだ。その歴史は1万年前にも遡るとも言われており、フィンランドを語る上で欠かせない程に日常化した文化である。

その数も300万箇所は悠に越えると言われており、人口550万人ほどのフィンランド人が一斉に入ったとしても余るくらいだ。公衆サウナはもちろん、家庭や工場、はたまた大使館や国会議事堂にまでもあるんだとか。スタジアムのサウナに入りながらアイスホッケー観戦を楽しむ人もいることには驚きだ。BBCの記事によると、99%のフィンランド人が週に1度はサウナを楽しむという。

そんなフィンランドを代表する「サウナ」にはどんなヨコのコミュニケーションが繰り広げられているのであろうか?


Harri Tarvainen/Sauna from Finland

 


サウナが外交にもたらした役割


 

フィンランドのサウナでは日本では当たり前であるが、同性間においては裸で入ることになっている。この点、まさに「裸の付き合い」がそこにはあるのである。日本の銭湯のサウナのようにテレビなどはない。公衆サウナに行けば見ず知らずの人がいて、同じ空間で会話を楽しむ。その人の素性など知る由もなく、ただただコミュニケーションをする場所として存在しているのである。

フィンランド人の気質としてしばしば「恥ずかしがり屋」と言われることが多い。国別に多少の差はあるにせよ、これはフィンランドに限らず北欧に共通する気質と言えるかもしれない。

しかし、サウナでは真逆のようだ。普段は内気なフィンランド人もサウナでは気さくに話しかけるのだ。見ず知らずの人に自分の人生について語り、時には深く話し込むことも珍しくはない。年齢や出自、職業、所得など関係なしに、外界とは隔絶されたどこまでもフラットで平等な空間がサウナにはある。

日常的なコミュニケーション手段としてはもちろんのこと、政治においてもサウナが機能することもある。重要な議題などはサウナに持ち込んで意思決定を行うと言うではないか。

1つ事例をあげるなら、旧ソ連との外交にてサウナが重要な役割を担っていたようだ。1956〜1982年にフィンランド大統領を務めていたウルホ・ケッコネン大統領。彼は、「サウナの中では誰であろうと平等である」という信条を持っていた。裸になれば隠し事など出来ないはずだと彼は信じていたのである。

冷戦期、東西陣営の中立を保ちたかったフィンランドは隣国の超大国旧ソ連の存在を無視できなかった。ケッコネン大統領が60歳の誕生日を迎えたとき、当時ソ連の指導者であったフルシチョフは彼を祝福しに行った。これを良いことにケッコネン大統領はフルシチョフ氏をサウナに招き、午前5時まで楽しんだと言う。これが功を奏したのか、フルシチョフ氏はフィンランドが西側との経済協力をしたい意向を支持する電報を送ったそうだ。これにより、フィンランドは欧州自由貿易連合(EFTA)に加盟するに至ったという。

もちろん当時のパワーバランスを考えればフィンランドは劣勢であり、旧ソ連側からすると東側陣営に組み込みたかったのかもしれない。真意は断定できないにしろ、こうした逸話が残っていることはサウナという空間においては平等な関係でいられるということがわかるであろう。


©︎ Jukka Rapo /Keksi /FIB

 


サウナがつくる並列の対話


 

最後にサウナがなぜ並列の対話を生むのかを筆者の解釈を書き留めておく。詳しくは、「サウナがなぜ『社交場』なのか、その答えがわかりました」を参照していただきたい。

なぜサウナでは並列な対話が生まれるのか、その答えはサウナの構造にあると考える。一般的にサウナストーブを囲むように席が設置されている。この構造のまま座ると、多くの場合、対面での会話はなくなる。つまり、ヨコ並びあるいはナナメでの対話になるのである。

人は対面での会話には緊張しがちである。相手の目を見る必要があるので、目を背けてしまっていはいけないという心理が働くであろう。面接などを思い起こしてほしい。一方で、ヨコに座って話すことで緊張がほぐれ、リラックスした気分で話すことができる。

このヨコに座っているという安心感が並列な対話を生んでいると筆者は考える。

 

以上見てきたように、北欧には「コーヒー文化」や「サウナ」がヨコのコミュニケーションに大きな影響を与えているように思う。それは、必ずしもコーヒーを飲んでいるからではなく、コーヒーを介したフラットな時間が上下関係を取っ払うのだと考える。フィンランドの代名詞とも言えるサウナであるが、これはフィンランドの垣根を超えて、他の北欧諸国でも同じように楽しまれている。




おわりに


この章では「コミュニケーション」について見てきた。日本の特徴として、特に職場において上司や部下との間で、タテのコミュニケーションが存在する。その媒介となっているのが、今回紹介した「飲みニケーション」であり「タバコミュニケーション」であり、「ゴルフ」である。ここで強調しておきたいのは、こうした手段が「タテな文化」を強めるのではなく、あくまでも手段として使われているということだ。これとは違うところにタテを生む背景があるのだと考える。近年、日本にみるタテなコミュニケーションは少しずつ瓦解しているのかもしれない。ただ、これに関してはコミュニケーション手段に変化を加えるというよりかは、雇用形態や教育システムにみる「構造改革」が必要になると筆者は考える。

一方で、ヨコな関係性が強い北欧ではかもすると日本とは真逆とも取れるコミュニケーションをしている。それが「コーヒー」であり「サウナ」である。北欧特有の社会保障モデルの根底にある「平等」という二文字はここにも見て取れる。職場では、タテな関係性が生まれるどころかむしろ、社長と社員のフラットな関係構築に尽力しているようにも思える。いや、もはやこれは恣意的なコミュニケーションということを疑った方が良いくらいに、北欧人にとってごくごく自然な営みなのかもしれない。

人と人とが集合して社会を営むという世界において「善く生き、善を作る」ためには、北欧にみるヨコな関係性が理想とでも言えるのか。そしてその先に労働生産性、イノベーションという結果がもたらされるのか。




コラム〜ノルウェーのサウナにて〜
家からほど近くのジムに定期的に通っている。屋外プールがあるジムで、ランニングマシンで汗を流しては、そのままサウナへ。温まっては屋外プールへ、寒くなったらサウナへ。よく行ったり来たりしている。ある時、いつものようにサウナで汗を流していた時のこと。ノルウェー人たちが楽しそうに会話しているのだが、ノルウェー語を思うように話せない僕は申し訳程度にサウナルームの隅っこに座る。すると、隣にいたおじさんが話しかけてくれた。聞けばそのおじさんは教育施設で働いているそうだ。最初は少し途切れ途切れに会話していたが、すぐに意気投合して、互いに聞きたいことを聞き合った。日本の文化について聞かれたり、逆に僕が気になっていたノルウェーの石油産業の今後について聞いてみたり。おじさんが教育施設で働くもんだから、ノルウェーの教育のことも聞いてみた。おじさん曰く、もっと相互的な教育にした方が良いらしい。すっかり仲良くなって暑さを忘れるくらいに会話を楽しんだ。それ以降、ジムでばったり会うと決まって話すようになっている。なるほど、これが「社交場としてのサウナ」なのか!




 


【参考資料】

株式会社ジャストシステム「新卒社員に関する実態調査2019年春」
https://marketing-rc.com/report/report-newgraduate-20190528.html#free-download-h3

株式会社JTBコミュニケーションデザイン「コミュニケーション総合調査(2017年)」
https://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00239&news_no=27

バカルディ ジャパン株式会社「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査(2019年)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000033979.html

株式会社マイナビ「若者は、なぜ仕事の飲み会に行きたくないのか?(2018年)」
https://news.mynavi.jp/article/nominication-1/

株式会社マイナビ「非喫煙者も見逃せない!?”タバコミュニケーション”って本当にあるの?(2015年)」
https://news.mynavi.jp/article/20150420-tobaco150420/

株式会社マイナビ「仕事にも影響する!? “タバコミュニケーション”の実態調査(2015年)」
https://news.mynavi.jp/article/20150421-tobaco150421/

株式会社クロス・マーケティング「たばこ税増税間近!実施後も喫煙習慣は変えるつもりなし(2018年)」
https://www.cross-m.co.jp/report/event/tb20180918/#

転職サービスDODA「ビジネスパーソンの『タバコと職場の人間関係』意識調査(2010年)」
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2010/20101019_01/

CCCマーケティング株式会社「ゴルフに関する調査(2019年)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000381.000000983.html

株式会社リクルートライフスタイル「ゴルフ市場に関する実態調査(2013年)」
https://golf-gmac.jp/wp-content/uploads/2016/08/GMAC_kouensiryou.pdf

Bernard, Kristine. (2018, January 5). Top 10 Coffee Consuming Nations. Retrieved from https://www.worldatlas.com/articles/top-10-coffee-consuming-nations.html

IKEA「Fika: Enjoy your cofee time as the swedish do」
https://www.ikea.com/es/en/ideas/fika-enjoy-your-cofee-time-as-the-swedish-do-puba6cd0691

LiGo「Fika: Can Coffee Breaks Make Workers more Productive? 」
https://www.ligo.co.uk/blog/fika-can-coffee-breaks-make-workers-more-productive/

Vinepair「The Bizarre History Behind Fika, Sweden’s Mandatory Coffee Break」
https://vinepair.com/articles/the-bizarre-history-behind-fika/

Service Union United PAM「Work pauses」
https://www.pam.fi/en/wiki/work-pauses.html

Virgin「Can Introducing the Swedish concept of ‘fika’ improve happiness at work? 」
https://www.virgin.com/entrepreneur/can-introducing-swedish-concept-fika-improve-happiness-work

公益財団法人日本生産性本部「労働生産性の国際比較(2019年)」
hthttps://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/R2attached2.pdf

Forbes「New Study Shows Correlation Between Employee Engagement And The Long-Lost Lunch Break」
https://www.forbes.com/sites/alankohll/2018/05/29/new-study-shows-correlation-between-employee-engagement-and-the-long-lost-lunch-break/#220a08994efc

Tork「Take Back the Lunch Break survey findings」
https://cdntorkprod.blob.core.windows.net/docs-c5/763/185763/original/tork-takes-back-survey.pdf

All About「本場フィンランドのサウナ事情と入浴作法」
https://allabout.co.jp/gm/gc/474897/

BBC「Why Finland loves saunas」
https://www.bbc.com/news/magazine-24328773

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